2週間近く前になるが、久々にSKEの公演に当選した。
松村香織も、高柳明音も、竹内彩姫も、そして惣田紗莉渚も出演する、私にとっては是非とも会いたい、と思う人達の集まった公演で、とてもワクワクした気分で、そして、昔の彼女達と今の彼女達の姿の双方が立ち現われながら、更なる新しい躍動も見えて、とても楽しかった。
一点、欠落があるとしたら、まさに神門さんの姿だな、公演出始めた頃は1公演ごとに体幹がしっかりしていくような気さえしていた、彼女の今の姿も見たかったな、なんてことも少しだけ頭をよぎったけれど…。
チョロい私は、昨春、神門さんの美しさにすぐ落とされて、握手会の彼女のレーンには何度か伺った。
楚々とした佇まいで、何処か探るようにこちらを見ながら、ゆっくりと言葉を返してくれた。
そして、ちょっと独特の感覚に基づいたモバメは面白かった。
「適当クイズ」と題したよく分からないクイズやちょっとした話題を彼女のフィルターを通した言葉に変えてくれたそれは、孤独な夜にクスッと笑わせてくれる愛らしさがあった。
「マヨラーの『ラー』ってなに?ケチャラーじゃなくて『ケチャッパー』であるべき!」
「皆さんはカップラーメン食べる時、3分待てますか?私は…他のことやり始めて忘れちゃっていつも伸びちゃう」
そんなある種のしょうもないメールも彼女の魅力だった。
ある時、惣田さんが握手会の時に、こんなことを言った。
「男の人はね。『カワイイ』は誰にでも言うけど、『キレイ』は本当に思ってる人にしか言わないんだって!」
どっかの耳年増みたいなことを言うなぁ、なんて微笑ましく思っていたら、彼女はこう続けた。
「そう、ごーどちゃんが言ってた!だから『キレイ』って言われるのが嬉しいんだ~」
何だか、ホテルの一室で、SKEのドラフト組では年長側の彼女達が、そんなことを言い合っている姿は、想像するだに微笑ましい光景だと思う。
だけど、そんな光景は長く続かない。
そんなことはよくよく分かってはいる。
だからこそ、瞬間を大切に慈しみ、小さな芽を育んでいきたい、と思う。
彼女は美しい。
過度に自信なさげだった表情も、まるでダンスなど知らない、という動きも、いつしかしっかりとしていっていた。
SKEの選抜に選ばれるだけの、将来の期待を抱けるメンバーだった。
彼女にいつからか、何があったのか、を詮索しても大した意味は無い。
そんなことよりも、寂しいけれど、ありがとう、と告げることを忘れずにいたい。