保育士実技試験ストーリー⑪ | 開運体質になる紫微斗数と、お悩み解決タロット

開運体質になる紫微斗数と、お悩み解決タロット

占い(=スピリチュアル)を活かす、って、なんだと思いますか?
私は占いとは、先天的な特性=自分の才能や可能性を知り、後天的な道を歩いていく道しるべとなるものだと思ってます。占いを今の生活に活用していけば、生きていくのがもっと楽チンになっちゃいますよ☆

音楽の試験も、同時進行でいくつかの部屋で行われていました。

必ずしもピアノである必要はなく、

ギターを持参している人も何人かいました。


そして、また順番に数名ずつ呼ばれ、

試験が行われる教室の前で待機の指示を受けます。

音楽室のような教室が4つほど並んでいて、

にぎやかというか、うるさいというか…。


ここでまた、言語の時のかわいこちゃんが隣になったので、

少し話をしたところ、彼女は保育園でアルバイトのようなことをしているらしく、

それなら先ほどの貫録の素話も納得です!


他の演奏を聴いていてふと気になったので、

「ペダルつける?」

と聞いてみたところ、

「つけますよ!」

との返答が。


床に直置きの(音の出ない)ピアノで練習を積んだ私には、

ペダルをつける、という発想がまるで浮かばなかった…。


確かにペダルをつけると、多少の粗はごまかせるし、

演奏も上手に聞こえるけれど、

ぶっつけ本番でペダルをつけるのはあまりにも危険、

と判断し、ペダルは無しでいくことに。


先ほどと同じく、かわいこちゃんが先に試験会場に消え、

またまた貫録の演奏で今度はつつがなく試験を終え、

ほっとした表情で出てきました。


いよいよ、私の番だー、とまた緊張が走ります。


教室の中に入ると、先ほどと同じように、

受験番号のシールを審査官に渡し、名前と受験番号を告げ、

ピアノの前に楽譜を持って座ります。


本番で初めて、自分のメロディと歌声を融合させるのは、

おそらく1,000人近くいる受験生の中で私くらいなんだろうなー

と思いつつ、やっと音の出る鍵盤を叩けました。


今まで、電器屋でこっそり練習してた時ですら、

ボリュームは最小限にしぼっていたので、

普通のアップライトピアノの音量に若干びびりつつ

上ずった歌声が教室に響き渡りました。


てゆうか、私の声量、

完全にピアノの音量に負けてる…(_ _。)


声を張り上げれば音程が崩れるし、

それでなくても四方八方から

ピアノの音やら歌声やらが聞こえてきてやかましいのに、

果たして審査官には私の歌声が届いたのだろうか、

と不安になりつつも、

なんとかピアノの演奏自体はミス無く終わり、

私は思いがけず早く終わってラッキー♪と思いつつ、

土砂降りの中を凍えながら帰ったのでした。