去年から観に行くのを楽しみにしていたのに、なんてことだ!本日最終日。
あわててチケット買って兵庫県立美術館へゴォ☆




私が石岡瑛子を初めて知ったのは、映画「セル」の衣装デザイン。
広告デザイナーだと知ったのは数年前だった。
資生堂やパルコの広告、時代背景もあるのだろうけど、新しい女性像や性別問わず解放される人間性、次代の文化、斬新な映像と強い言葉を感じた。



赤い文字に強い意思を感じる。
本人の一貫してぶれない表現への強い信念。
映像もあって、展示室に赤いテント、その中で映像を流している。
なんというか、ドラマチックな構成。
テントの布のひだにできる線と影さえもデザインの一部のよう。


こうなると、消火装置さえもデザインの一部に見えてくる。
全ての赤が石岡瑛子のメッセージのように見えてくる。
兵庫県立美術館は天井がとても高いので、贅沢に空間を使う展示がすごく格好いい。
格好良かった。
生命力に満ち溢れている力強い感じがした。
もっとこの人のデザインを、言葉を観たいと思った。
観にきて本当に良かったなあ。
しかし毎回思うんだけど、安藤忠雄の設計は格好いいけど動線がイマイチよね。
次の部屋はこっちかな?って毎回迷うの。