~Ryder Coffee・莱德咖啡・ライダーコーヒーへの行き方・Access~
交通:「武昌街 」下車すぐ もしくは労働公園東より徒歩5分
住所:大連市中山区解放路武昌街271号
電話番号:0411-8379-0988
営業時間:9時~翌2時 無休
平均予算:珈琲、パスタ30元前後 ピザ、ステーキなどもあり
海鮮パスタを注文したところ、暫くしてから
メイド服を着たアルバイトの女の子が
「材料を運んでいるので1時間ほどで出来ます」と言う。
今出来るのはサラダかフライドポテトとのこと。
別のお客さんが入って来たが、やはりオーダー後、暫くしてから「材料が…」と説明している。
後から来た客は「我想吃饭…。」食事したい…と帰って行った。
結局、お店のサービスで甘いポップコーンをいただいた。
1カ月ぶりに帰ってきたデジタル一眼で撮影。
メイドさんがやってきて写真禁止だというので、本を読むことにした。
- 彼の隣りの席/唯川 恵
- ¥1,250
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甘いカプチーノを飲みながら唯川恵 の小説を読む。
他人のものさしが一切通じない小説家・彰生に振り回される
OL・芽以子の姿を読んでいて、
小説家ではなく、脚本家の卵の友人のことを思い出した。
彼女は人生の晴れ舞台である結婚式の裏方や
レストランの配膳の仕事で人間観察をし、
ほとんど休みがないほどに働いて、夜に脚本を書いてはコンテストに応募していた。
あるとき念願のテレビドラマ化されたビデオを1度見せて貰うことがあった。
普段は自分からドラマのことは話さないが、
本名で応募しているため、気付いた人が良かったと言ってくれればそれでいい、
と言ってたことを思い出す。
彼女はまだ脚本を書いているのだろうか。
当時は「仲良し三人組」ではなく、変わり者の「女3匹」とひとくくりに呼ばれていたわたしたち。
3人目は中卒とはとても思えない才女でありながらゲームマニアで鉄道オタク。
舌が肥えていて、おいしいものが大好きで、よく一緒にマスター のところでご飯を食べた。
演劇に夢中だった彼女の夢は珍しい苗字から平凡な苗字になること。
受付で毎度聞き返される珍しい苗字を変えたい、というささやかな夢は
2年前に結婚したことで、一般的な平凡であるが、
フルネールで呼ぶと「鶴は千年、亀は万年」みたいな
とても縁起のいい名前に変わった。
わたしはバンドに明け暮れる生活で
「ミラーカの人生は小説みたい」と個性的なメンバーたちから言われたことがある。
中国大連の片隅で小説を読みながら、そんなことをふっと思い出した。
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