諸葛亮が5回(演義では6回)にわたる北伐は何のためなのか?勝つ見込みはあるのか。答えは魏を討伐ではなく、別の政治目的がある。理由を示す。
1、当時蜀の人口=GDPは魏の3割程度、冷兵器時代では人口=戦闘力なので、実力的には魏に勝てるはずがない
2、出師の表に語る理由が成り立たない。諸葛亮が言う最大な敵は北方。しかし赤壁の戦い以来、魏は一度も蜀を侵略したことがない。襄樊の戦い、漢中の戦い、後の北伐、いずれも蜀からちょっかいを出している。魏は戦争を望んでいなく、敵ではないゆえ、出師の表の記述は諸葛亮の口実に過ぎず、北伐の目的は別にある。
3、諸葛亮は北伐が勝てないことを知っていた。勝つつもりもなく、そのため、戦争の目的は戦争そのものを発起し、そして全兵力を温存して戦争を終結する。そのため魏延が提唱する子午谷進軍の提案はリスクを追って戦争を勝つための良策であっても、採択されるはずがない。
4、蜀の最大な問題は内部不団結。統治階級は3つ巴のにらめっこ。そのときもっとも有効な内部結束方法は共同な外敵を作ること。かつて幕末時代に坂本竜馬も同じ手を使っていた。
5、諸葛亮は法治国家の建設を望んでいた。法律のもとで集団闘争の問題を解決し、平等な世界の夢をみていた。最愛の愛弟子馬謖を処刑したのもこの理由である。
北伐を通して内部権力闘争を一旦沈め、その間に法律を制定し、その法律のもとで国を治め、世襲制の士族秩序を打破することが諸葛亮の設計図である。しかし夢は夢で終わった。諸葛亮死後、劉禅はその設計図を継続せず、蜀は人治国家に戻った。蜀が滅びた理由は現地の士族の支持を得られなかったことにある。
1、当時蜀の人口=GDPは魏の3割程度、冷兵器時代では人口=戦闘力なので、実力的には魏に勝てるはずがない
2、出師の表に語る理由が成り立たない。諸葛亮が言う最大な敵は北方。しかし赤壁の戦い以来、魏は一度も蜀を侵略したことがない。襄樊の戦い、漢中の戦い、後の北伐、いずれも蜀からちょっかいを出している。魏は戦争を望んでいなく、敵ではないゆえ、出師の表の記述は諸葛亮の口実に過ぎず、北伐の目的は別にある。
3、諸葛亮は北伐が勝てないことを知っていた。勝つつもりもなく、そのため、戦争の目的は戦争そのものを発起し、そして全兵力を温存して戦争を終結する。そのため魏延が提唱する子午谷進軍の提案はリスクを追って戦争を勝つための良策であっても、採択されるはずがない。
4、蜀の最大な問題は内部不団結。統治階級は3つ巴のにらめっこ。そのときもっとも有効な内部結束方法は共同な外敵を作ること。かつて幕末時代に坂本竜馬も同じ手を使っていた。
5、諸葛亮は法治国家の建設を望んでいた。法律のもとで集団闘争の問題を解決し、平等な世界の夢をみていた。最愛の愛弟子馬謖を処刑したのもこの理由である。
北伐を通して内部権力闘争を一旦沈め、その間に法律を制定し、その法律のもとで国を治め、世襲制の士族秩序を打破することが諸葛亮の設計図である。しかし夢は夢で終わった。諸葛亮死後、劉禅はその設計図を継続せず、蜀は人治国家に戻った。蜀が滅びた理由は現地の士族の支持を得られなかったことにある。