SNS等をみていて怒鳴る指導についての否定的な意見をよくみます。
近年では特に問題視されて減ってきてもいると思われます。
僕も基本的には反対ではあります。
自分の少年野球の経験からも、監督、コーチに怒鳴られたりするのが凄く嫌だった記憶があります。
誰だって楽しくノビノビやりたいはず。
駄菓子菓子、指導者の役割が進む道を指し示すことだとすると、チームを結束させたり、勝ちに行くのには怒鳴る等の強引なやり方は効率的なのかもしれません。
だから我が強い低年齢のカテゴリーほど指導者がうるさいというのがあるのか?
我が息子は近所の少年団からクラブチームに移籍しました。
少年団時代のコーチは怒鳴る系の所謂独裁タイプでした。
息子やチームメイト達は畏れていました
勝負で大事なことって、相手の嫌がることをする、騙す、上回るってことだと思うけど、コーチに怒られないようにする、思考停止してとりあえず言われた通りにやるって感じに目的が変わってきてしまうんですよね
敵チームとの戦いではなく、自チームのコーチとの戦いに
クラブチームに行ってから思ったのは、少年団時代の息子は所謂お山の大将状態で中心選手だったので、自然とボールが集まってきました。
そうしないとコーチに皆怒鳴られるので!
しかし、移籍後はなかなかパスこない、慣れないポジションや役割を任されたりしてかなり苦戦しました。
上手い子は集まってくるけどノビノビ楽しくのチーム方針で皆割と自由にやっていたので。
前チームのコーチは厳しい様で甘やかしていたのかも? ありがたい環境だったかも?とも思えました。
本来なら混沌の中で自分で試行錯誤して指導者や仲間の信頼を得て勝ち取っていかないといけないのにコーチの御膳立てがあったので。
一方で厳しい指導が合う選手もいるだろうなとは思います。
ある意味では、切り捨てないで諦めないで今のメンバーを強化したいって優しさだとも思うので。
その熱量はリスペクトした方がいいのかもしれません。
少年少女サッカーの主役は子ども達なので、子ども達より目立つのはダメだろーとは思いますが
いつも怒鳴っていたら、何が大事なことなのかわからないですしね。
そして、実は僕が1番やらない方がいいと思うのは懲罰交代。(教えるために一回引っ込めるとかは別)
詳しくは別に記事で書こうと思いますが、選手にとって1番怖いのって実は試合に出られないこと、引っ込められることだと思うのです。
いくら怒鳴られても試合にさえ出してくれてれば信頼を感じるし、またチャレンジしようと思えるけど、数回のミス(酷ければ一回)でいきなり交代となるとビクビクしながらやることになりますよね。
それで余計な緊張をしてミスして交代の悪循環。
練習ではできるのにーってなりますよね。どうしても
選手起用の権限があるからこそ、悪用して威張り散らしたら子ども達かわいそうだと思ってしまう
我が息子達は怒鳴る昭和指導もノビノビ楽しくの現代的指導も両方経験できているのは素晴らしいこどだとは思ってます。
個人的には昭和的怒鳴る指導も超少数派としてあっても良いのかな?と思います。
ちゃんと選手との信頼があれば。(暴力や人格否定みたいな暴言はもちろんダメですが)
そういう環境でやりたい人もいるはず。
時に強引なぐらいのリーダーシップが必要なこともあると思うので。
我々大人は子ども達の邪魔はせず、気持ちよくサッカーや格闘技などをやっていけるようにサポートしていければ良いと。
そして、たまには厳しくいこうよーと思うのでした