ブログ見回りや他のSNS等でも練習量についての意見

を多々拝見します。

長時間の試合、練習に否定的な意見が多いようです。

JFAは1週間に300分以内、一回60分〜75分を推奨しているということ。

僕も自身の経験から長時間の練習は嫌だなと思います。

息子達のサッカー練習、試合もパッと終わってくれたら嬉しいです。


ただ、現実的に初めからその練習量で強くなっていく、競争を勝ち抜いていくのは結構難しいだろうなとも思います。

技術面はある程度練習量に比例して伸びていく感じがします。


よくキャリア絶頂期の選手や現役生活晩年の選手らが、テクニック面やコンディショニング、栄養等の専門家を集めて科学的なトレーニングをして「量より質です」とか「若い頃は長時間ガムシャラにやったけど今は考えながら量少なくしてやってます」とかって言うのを真に受けて、まだまだ力量的にも未熟で経験も浅い選手が真似してしまうのは勿体無いと思ってます。


質を手に入れるには量が必要だし、無茶苦茶やり込む様な経験も必要だと思うのです。

ケガには気をつけないといけないけど、怪我をするぐらい追い込んで自分の限界をしるのも大事だとも。


実戦をイメージしながらーとか相手をイメージしながらーと言っても、ある程度の経験が無いとそんなの無理でしょ!と思います。


質の高い選手ばかり集められてるチームは集中して強度を高くできるし、強度が高ければ長時間はできない。 

(なので低強度の練習も必要だと思ってます。)


問題なのは少年野球の経験から思うに、チーム練習では無駄な時間が多いことなのかな?

指導者が強制して潰してしまったりとか主役のはずの子ども達が楽しめないとか。


サッカーも野球などもそうだけど順番待ちなんかで実際にはプレイしてない時間も多い。

海外は1チームあたりの人数を少なめにしたり練習場所を多くししたりとか工夫しているみたいだし、格闘技やフィットネスの所謂メガジムなんかは兎に角デカい。  設備が凄い。

練習時間を短く集中する工夫の差は凄いように思う。


そのかわり、個人練習はかなりやるとも聞くし、チームに着いてこられない選手はやめるしかなかったり、次のカテゴリーに進めないとも聞く。

スペインでは意外と選手を育てる意識は稀薄だと言う人もおられるびっくり

「良い選手は生まれてくるもの、もしくは連れてくるもの」みたいな考えとか。


やり方は悪いかもしれないけど今いる選手を育てようとする日本とどっちが良いか悪いかと言うのは難しい気がします。