ドリブルや利き足に特化して武器にするにしても、他の技術や逆足が弱点にならないレベルにはしないとなと僕は思います。


格闘技でも明確な弱点があったら、そこを狙われてしまう。 

総合格闘技(MMA)経験者の僕がもし打撃系の格闘家で組み技はほぼ素人でできない選手と試合したならば、打撃の攻防にいっさい付き合わないで、体勢悪くても強引に組んでいきます。 

それが1番楽で勝率も高いでしょうから、

これが、組み技もそれなりに出来る人ならそうもいきません。 そんな極端な戦い方は難しい!

逆にやられてしまいます。


メッシ選手でも極端に左足の方を切られたら右足を使うでしょう? その時に左右で差がありすぎたら、そのまま弱点になってしまう。

右でも遜色なくできるから、そんな極端な対策はできない。

なんでもできるからドリブルだけを警戒するわけにもいかない、パスやシュートだけを警戒するわけにもいかないと。駆け引きで有利になれる。(流石にフィジカル面の弱点はあるみたいだけど、それはチームメイトが補ってくれるのでしょう。個人競技には無いチームスポーツの魅力かも)


レベルが上がるほど武器と言える基準も弱点と思わせない基準も上がるから難しいけど、武器はなるべく多く弱点はなるべくした方が良いのは確かでしょう。

二つ以上強力な武器がないと対策が容易ですよね。


よく逆足とか足技とかで「基礎?ができていれば、センスがあれば、運動能力が高ければ練習しなくてもできる」みたいな意見も見るけども、よっぽどの天才なのか?素人考えなんじゃないか?と正直思う。

どのレベルでの「できる」なのかは分からないけど、皆必死に練習してモノにしてるのに。

甘い気が…

フィジカルが強ければ格闘技もサッカーもより簡単になるのは確かだけど。


結論

安定して結果を出し続けたいなら対策されないように弱点は少ない方が良い。

高いレベルを目指すなら強烈な武器が二つ以上必要と。

けども、格闘技もサッカーも複合的なスポーツで武器と弱点は紙一重だったりするから難しいです。 


長所も短所もわかりやすい選手の方が魅力的にみえたりもしますよね。



息子達には自信を持つために、まずは長所を伸ばしていって欲しいと思います^ ^

短所は後から頑張って補おう!