何故だかAmebaにログインできない日々が続いていましたが、やっとログインできました。


サッカーも格闘技も選手のアスリート化が進んでいると言われる近年。

以前に格闘技もサッカーも勝ちたければ結局はフィジカルが重要なんだ。という記事を書いたのですが、今回は違う視点から。


僕は格闘技の本質は読んで字の如く、技術だと思っています。

究極はなるべく力を使わずに、効率よく相手を倒せること、女性や子どもでも大男を倒せるぐらいが理想だとは思います。

しかし、金的だったり指を掴んで折ったりだとか指先で目を攻撃したりだとか力を使わずにダメージを与えられる危険な技は殆どの格闘技で反則になっています。 

効率良く人間を破壊するような技術は禁止されて、なるべく安全なルールにすることでスポーツとしてエンタメとして広く普及していったのでしょう。


技術を制限することで、フィジカルの重要度が増して、それをエンタメにしているとも言えると思います。

技術の本質は危険すぎるものなのかも?


サッカーの場合は素人親父の目からは街vs街、群衆vs群衆の代表戦みたいな形でスポーツエンタメとして進化したような印象です。

元々は足で行う特殊な遊びなんだろうけど技術の見せ合いよりもサポーターを巻き込んだ戦いという印象が強い。 アマチュアでもそういう要素がありますよね。


だから、上手い選手より戦える選手が評価されやすいのは仕方ない。というか当然なのかもと思うのですガーン



NBAはショットクロックだのハンドチェック禁止だのと激しい展開で得点シーンがなるべく多くなるように意図的にルールを作っている印象。


サッカーもファールの基準を厳しくしたり、オフサイドの基準は甘くしたり、ショットクロック的なルールを作れば点がたくさん入るテクニカルな試合になるのかもしれないけど、それよりも今の形の方が良いということでスポーツとしてエンタメとして進化したなら

、それに上手く合わせて行った方が賢いかな?と息子達には言いたいです。




格闘技がブームが去ってつまらなくなったと言う人の理由で技術レベルが下がったからと言う人もいますが、全くの逆で技術レベルはめちゃくちゃに上がっています。(先に書いた危険な技術とかではなく競技としての技術です)


昔と違うのはロマンや情報の部分からくる熱量なのかなと思うのです。

今や格闘技が一般的になって歴史が刻まれ続けて、「どの格闘技が最強か?」や「誰が最強だ?」みたいな議論にあまり意味が無くなってしまいました。

無知だからこそ色々な妄想を楽しめてロマンがあったんだと思います。

今は本当に格闘技が好きなマニア向けみたいになったと思います。


サッカーも技術や戦術面に大差が無くなって、どの国が最強か? どんなプレースタイルが最強か?みたいな議論に意味が無くなってきてるのかな?と思います。

どの国も強い。 どんなプレースタイルでも強いも弱いもあるってなって。 皆が情報を知りすぎてるのかも。



良くも悪くもですが、ファンを巻き込んで禁句知らずの煽り合いをして感情移入させて盛り上げる様なやり方は格闘技でもサッカーでもエンタメとしての進化なのかもしれませんね ロマンが無くなってきたぶん。






息子には何をやるにしてもトレンドを知って、時代の流れに乗れるようにしろよーと言いたいのでした。