海外移住に伴ってやったこと | 韓国ライフ

韓国ライフ

韓国での生活、あれやこれ

 

過去の記憶も掘り起こしつつ、韓国に移住するまでにやったことを書いていきたいと思います。

必須の手続きから個人的にやったことまで、

いろんなカテゴリーをごっちゃで示しているので、せめて色分けを・・・

・主人の会社とのやりとり

・公的・金融機関の手続き関連

・個人利用していたサービス等の手続き関連

・その他(夫婦で決めたこと・生活に関わること、私の仕事関連、など)

という感じでざっくりカテゴライズしています。

少し説明加えたいな〜と思ったものは、後ろに数字をつけて後述してます。興味ないところはすっ飛ばしてもらえると・・・

 

まず時系列で、結果からざっくり記載します

 

 

 3月:主人の韓国転勤が確定(赴任開始は5月から)

 

・夫婦で相談し、私もついていくことに決定

・私の職場に相談・退職のタイミング決定①

・韓国語の勉強をゆるっと開始

 

 

 5月:主人の韓国赴任開始

 

・赴任開始当初、日本はGW期間だったので私も1週間ほど旅行者として韓国へ

 ※住むマンションが決まるまでは、いったん家具家電付きのウィークリーマンション的なところで生活

・マンションの内見・必要最低限の家具家電準備②

・私帰国、主人の荷物を韓国に送付

・オンラインで韓国語レッスンの受講開始

 

 

 6月〜7月:私の職場退職

 

・退職手続き

・主人の扶養に入る手続き

 

 

 8月:有休消化期間

 

・退職後の有給消化期間に韓国へ

・5月に内見して決めたマンションへの引っ越しが済んでいたので、色々と生活用品を揃える

 

 

 9月:帯同確定+帯同準備開始

 

・帯同者ビザ発行の手続き(といっても主人の会社からもらった指示に従って書類・写真・パスポートを送っただけ)

・人間ドッグの受診

 

 

 10月:移住準備

 

・NISAの解約(NISAは国内居住者用の制度のため。凍結できる証券口座もあるようですが私の口座は違ったので、解約しました)

・銀行口座の整理③

・家財の整理・仕分け(韓国に送るもの、国内倉庫に残すもの、処分するもの)④

・駐車場の解約

・車の名義変更+車の保険の中断手続き⑤

・生命保険の住所を実家に変更

・日本で住んでいたマンションの解約・インフラ(水道・電気・ガス・ネット)の解約

・車の免許更新⑥

・海外への転出届を市役所に提出⑦

 

 11月:韓国移住・韓国ライフ開始

 

・外国人登録証発行の手続き⑧

・日本から送った荷物の受け取り・片付け

 

ざっくりこんな感じ・・・  もし抜けがあれば追記します。

 

太字にしたところの説明に入ります。なんか長くてすみません。

 

 

 ・私の職場に相談・退職のタイミング決定①

 

私が元々やってた仕事については、また別の機会があればその時に書くとして・・・

日本にいるときに勤めていた会社は、元々リモートワークOKで、

そこにコロナの影響もあり、在宅勤務している社員がほとんど、

私も出社するのは月に1回くらい、という感じだったので

最初は韓国にいながらリモートで仕事を続けられないか?と会社に相談をしました。

が、結果としてそれは難しいということでした。

理由は、リモートワークはOKにしているものの

居住地に関しては、「会社から在来線で通える範囲」という規定があるため。

そこで当時の部長も一緒に掛け合ってくれて、正社員では難しくても

契約社員になることでその規定から外せないか?という話も人事としたんですが

海外となると税金の徴収の仕方がだいぶ複雑になることもあり、やはり難しいとのこと。

 

まぁ、元々難しいだろうなぁと思ってはいたのと

そもそも仮に仕事を続けるとしたら、「主人の家族として」私が韓国に行くのは難しくなる。(帯同家族のビザがそもそも就労を許していない+主人の会社としても帯同家族の就労を許していないため)

つまり、韓国転勤になった主人の家族として帯同する、という形ではなく、私個人で韓国に行く、という形になる。

そうなると、自分でビザを取らないといけない。

かつ、主人の帯同者(家族)という立場であれば、

移住後に必要な手続きを主人の会社から指示・サポートしてもらえたり、

怪我や病気をしてしまった際、かかった病院費用などを主人の会社からいくらか補填してもらえたりするのですが

帯同者としてではなく個人で行くとなると、それらの手続き全部自分でやらないといけないので、まぁなかなか不安。

・・・といった感じで考えなければいけないことが増え、手続きも色々複雑になる・・・。

 

色々悩みましたが、上記のような背景があり、会社は退職することに。

とても良い会社だったので、名残惜しかったんですけどね。

転職するわけでもないので、すごく円満に退社しました。

韓国ライフを終えてまた日本に戻ったときに、再就職させてもらえるチャンスがあれば・・・とも思いつつ

私にとってはかなりチャレンジングな仕事だったので、また戻れるのかしら・・・という不安もあり。

今の韓国ライフがかなりゆったりしているので。笑 どうなることやら。

まぁそれは置いといて。笑

 

主人の転勤が確定した際、私が韓国に行けるタイミングは早くて9月ごろ、という話だったので(色々あり移住タイミングは11月になりましたが)

私の仕事については、7月中旬に最終出勤、それ以降から8月いっぱいまでは有休消化期間とすることで落ち着きました。

 

 

 ・マンションの内見・必要最低限の家具家電準備②

 

主人の会社が韓国で提携している不動産会社があり、

そちらの会社でマンションの内見や家具家電の購入をサポートしてくれました。

日本語を話せる方ばかりで安心しました。

 

マンションは3つ見に行き、主人と相談して、1番築浅の綺麗なマンションに決定。

 

家具家電は、不動産会社さんが中古or新品で購入できるものの一覧を写真で送ってくださり、

洗濯機、冷蔵庫、ソファー、加湿器、テレビ、テレビ台、電子レンジ、トースターを中古で、

ベッドを新品で購入。運び込み+設置までやってくれました。

 

ちなみに・・韓国の冷蔵庫には2種類あり、

1つは日本でも使っているような普通の冷蔵庫、

もう1つはキムチ冷蔵庫と呼ばれるもの。

その名の通り、キムチを作る機能に特化した冷蔵庫。

数段に分かれており、段ごとに温度が違っていて、漬けるタイミングによって段を変えるんだとか。

まぁ普通の冷蔵庫としても使えなくはないんですが。

なのでどの部屋にも、冷蔵庫を置くスペースが2台分ある。

我々はキムチを作る予定はないので(笑)、普通の冷蔵庫を1台だけ設置しています。

 

 

 

 ・銀行口座の整理③

 

日本の銀行口座は基本、国内居住者向けに提供されているものです。

ただいくつかの銀行は海外居住者向けサービスを展開しています。

 

私は自分のメインバンクが海外居住者向けサービスをやっていないネット銀行だったので、

海外居住者向けサービスをしている某メガバンクにメインバンクを変更しました。

 

海外居住前にしないといけない手続きがよくわからなかったので、銀行の窓口に行って説明を受けたところ、

必要な手続きは、海外に行く年数など、個々の事情によって変わってくるとのこと。

私はその場で私に必要な手続きをしてもらいました。

 

この辺ざっくりな書き方ですみませんが、

本当にその個人の状況によってやらないといけない手続きが違うと思うので、

間違った情報をお伝えするようなことがないよう、あえてこんな書き方にしております・・・

なので同じような境遇の方がおられれば、ご自身で窓口に問い合わせをされてみてください。

 

お伝えしたかったのは、海外居住前にお使いの銀行口座を確認した方が良いと思います、ということです。

 

 

 

 ・家財の整理・仕分け(韓国に送るもの、国内倉庫に残すもの、処分するもの)④

 

 

これがなかなか大変だった。笑 うちが物が多いから大変だったのかも。

まぁ、いうてもタイトルの通りなんですが。

 

まず韓国に送るものについて。

我が家は日本から、デカブツで言うとダイニングテーブル・ダイニング用椅子、書斎テーブル・書斎用椅子、

細々したもので言うと衣類(靴・鞄含む)、食器類、鍋などのキッチン用具、雑貨類(小さい引き出しとか)を韓国に送りました。

で、送り方や送ることのできる容量は会社によって違うと思います。

主人の会社は船便と航空便の両方を利用できました。もちろん上限つき。

航空便の方が上限は少ないですが早く着くので、早めに手元に欲しい衣類を航空便で送って、

他のものは船便で送りました。

海外に送るものは税関を通す必要があるため、梱包も全て担当の事業者の方がやってくれました。

なので荷物を運び出す日までに、ある程度固めておくだけっちゃだけ。選別するのが大変だったかも。

 

次に国内倉庫に保管するものについて。

この国内倉庫は主人の会社が用意してくれて費用も持ってくれています。

もちろん容量の上限があり、かつ倉庫グレードによってその容量も違います。

良いグレードの方は、倉庫というよりレンタルルームのような形で、空調がばっちりの場所。でもかなり容量が少ない。

もう1方のグレードは、建物内ではあるものの、空調はなく外気にも触れる場所。でも前述のグレードが高い方と比べると、だいぶ容量が大きい。

我々は上限をとって下のグレードの倉庫を選びました。

 

韓国に持って行かず国内倉庫に保管したものは、細かく書いてるとキリがないのでざっくりですが

デカブツで言うとベッド・マットレス、棚や本棚などの大きめ家具、

細々したもので言うと本、雑貨類、食器類など。

 

ちなみに電子レンジなどの家電類は、外気が触れる場所で保管するのが少し不安だったので

実家に預かってもらいました。(実家に保管させてもらえるスペースがあってよかったと本当に思った)

 

また、大型家電である洗濯機・冷蔵庫と、大型家具であるソファは処分しました。

私が一人暮らししていた時に使っていたものを夫婦二人になってもそのまま使っており

使用年数も加味して、次に日本に帰ってきたらどうせ買い替えのタイミングだね、って感じだったので。

あとエアコンはたまたま欲しいと言ってくれた知り合いに譲りました。

 

 

こうやって終わった後に書き出してみると、なんか大したことなかった?と思ったりもするんですが

やってる時は大変だった。

旦那は5月から韓国だったので、基本一人で進めてたし。

(途中旦那が一時帰国したり、実家の母が手伝いに来てくれたりしましたが)

 

転勤族は普段から物を減らしておくに越したことはないんだな・・・と実感しました。

 

 

 

 ・車の名義変更+車の保険の中断手続き⑤

 

我が家には、まだ主人と結婚する前に私が購入した軽自動車が1台ありました。

(ただ購入時に既に主人と交際はしており、自分も乗りたいからと少しお金出してくれました。じゃぁ今後もし別れたら返すわ、その代わり名義は私ね!という約束で受け取りました笑)

 

大変気に入っていた車だし、

海外とはいえ韓国だしすぐ日本に戻れる距離だし・戻ってきたら多分車に乗りたくなるし、

ってことで、手放したくないなぁ・・・と思っていたんですが

義実家、つまり主人の実家で預かってもらえることに。

しかし次に問題になるのが、

車の税金の支払いと、韓国行ってる間に車検のタイミングがくるため、

その案内を受け取って、費用を支払う&対応する必要がある。

特に税金は国内居住者に向けて案内が行くものですが、私は海外転出届を出すと日本の住民票がなくなるので、受け取ることができない。

さてどうしたものかと。

で、ディーラーとも相談の結果、車の名義を義母に変更、所在地も義母の住所に変更することに。

今後の税金・車検の案内は義母に受け取ってもらい、かかった費用などは我が家に請求してもらうことになりました。

このお義母さんが普段から本当に良くしてくださる人で・・・。

そんなに甘えていいのかしらと思っているのですが、全力で甘えてしまってます。。。笑

今後旦那と親孝行したいと思います。

 

で、車の名義変更は、軽自動車だったので結構簡単でした。

お金払えばディーラーでもやってくれるんでしょうが、自分でもできそうだったので自分でやりました。

流れとしては

・義母(新しく名義人になる人)に住民票を取ってきてもらい、それを受け取る(住民票は原本でもコピーでもOK)

・軽自動車検査協会で事前にダウンロードできる書類があるので、それを印刷して記入しておく(検査協会にも書類は置いてあるけど持って行った方が時間短縮になる)

・軽自動車検査協会に行く(新住所の管轄地域にある検査協会に行く必要がある)

・手続き:必要書類出す→車のナンバー変更手続きする(自分でナンバー付け替える)→新しい車検証もらう

で終わり。ちなみにナンバーは旧住所と新住所で管轄地域に変更なければ変える必要なし。

ナンバー付け替えてくださいって言われてちょっとビビったけど、案外簡単にできた。工具は検査協会に置いてあります。

 

 

そして車の名義変更が終わったら、次は車の保険。

もうこれは聞くのが早いと思って、保険屋さんに連絡して、必要な手続きを確認。

私は車の名義ごと変えたので、保険の中断という形になりました。

(解約になると等級がリセットになっちゃうので)

 

 

 

 ・車の免許更新⑥

 

ちょうどこの辺のタイミングで免許更新だったんですよ。

しかも次の更新で、ゴールド免許だったんですよ。笑

なので更新してから行きたいなと思っており。無事更新してから行けたんですけどもね。

 

私は絶妙なタイミングで更新が受けられたのでよかったんですが、

仮に更新タイミングに日本にいられなかった場合、どうするのか、チラッと調べたところ・・・方法は2つあるようです。

1、更新タイミングを早める

2、更新日を過ぎて一旦失効になる→帰国後再取得

 

上の2つのどちらかの場合、私みたいに、

次の更新でゴールドなんですけど・・・みたいな人はどうなるんだろう(ゴールド取得できるのか?)というのはちょっと疑問。

一旦青免許証になっちゃうんだろうなとは思いつつ。

詳しくはご自身で警察署のホームページなどをご確認くださいませ。

 

ちなみに更新タイミングで日本に帰ることができれば、

免許に記載されている滞在先にいるという証明書などが必要のようですが、更新はできるらしい。

 

 

 

 ・海外への転出届を市役所に提出⑦

 

これは市役所に行けばどこに行って何するべきか教えてもらえるはず。

 

ただ一応注意が必要なのは、この届出を出した瞬間にマイナンバーカードが使えなくなる、住民票・戸籍謄本が出せなくなること。

おそらくどの自治体でも、海外拠出する2週間前くらいから届出自体は出せると思うんですが

あんまり早く出しちゃうと、マイナンバーカード使って住民票出したりするのができなくなってしまう。

 

住民票なんて必要ないぜって方は大丈夫なんでしょうけども。

私の場合は、帯同ビザの手続きと、韓国からの荷物を送る際に、主人の会社に住民票・戸籍謄本の提出を求められました。

 

海外への転出届は、韓国に出発する4日前くらいに出しました。

念の為住民票と戸籍謄本を一部ずつ出しておいてから。笑

 

 

 

 ・外国人登録証発行の手続き⑧

 

世界共通なのかな?すみません、細かい部分よくわかってないんですが、

ひとまず主人や私(韓国)の場合、ビザで入国したら外国人登録証が発行されるまでは、韓国から出国することができません。

正確に言うと、外国人登録証発行前に韓国から出ちゃうと、ビザが失効されてしまう

なので韓国に行ったらまず外国人登録を済ます必要がありました。

ちなみに、登録する機関に行って手続きしてから、登録証が発行されるまで、1ヶ月くらいかかるとされてます。

つまり移住後、最低でも1ヶ月くらいは日本を含む他の国に行けない、ってことですね。

 

私の場合、必要なことについての指示は全部主人の会社がくれたので、

事前の準備としては、言われた通り書類書いたりメールで送ったりするだけでした。

 

で、事前準備の後、外国人登録をする機関に行って手続きをするんですが

その場所にも主人の会社の方(日本語話せる韓国人の方)が来てくれて、

全部やってくれました。

私は指紋登録するために来ただけ、という。ありがたいね、本当。

 

ただこれ気をつけなければいけないのが、手続きするために予約が必要ということ。

で、予約取るのが結構先になる可能性があるということ。

私は韓国入国後、すぐに手続きに行きたかったんですが、

予約が取れず3週間後くらいになると最初言われてしまい。

年末に出国したい予定があったので、それを伝えて2週間後くらいにねじ込んでもらいました。。

 

海外移住後、日本への一時帰国を含み、別の国へ出かける予定を立てる際は、

移住後1ヶ月半〜2ヶ月後以降にする必要がある・・・ということですかね。

 

まだ登録証が届いてないので、届いたら、参考までに手続きからどれくらいかかったのか記載します。

 

 

後書き(?)

 

 

予想以上に長くなってしまった・・・ 

でも個人的に記録しておきたかったことが書けてよかった。と思う。

後から思い出したものなどがあれば、編集&追記します。