お世話になっているシンガーでボイストレーナーの小林貴子さん。
先日、ラジオにご出演されました。
歌も2曲披露されていて、素晴らしいのでぜひ聴いていただきたいです。
そして、トークの中で、とても印象に残った言葉があります。
声は息
声帯が揺れる、ただそれだけ
だから、ただ息の流れにゆだねればいい
そう思うようになってから、すごく楽になったのだそうです。
この言葉を聞いて、やっぱり「息」は「生き」であり、生きることだなぁと感じました。
息=声。
だから、声を使って音を出すって、やっぱり生きることにつながっているんだなって思います。
実は、貴子さんに発声を教えて頂いてから、今までよりずっとずっと楽に声が出るようになったのです。
今までは、頑張って歌っていたけれど、最近、まさに息にゆだねることが出来るようになってきたような気がします。
それって、もしかしたら自分本来の声と出会っている、ということなのかもしれません。(まだ検証中だけれど・・・)
先日のふろんてぃあさんのライブで、すごく感じたのが、自分の曲を歌っているときの安堵感。。。
それは、今までまったく感じたことのなかった心地よさでした。
自分自身を信頼して、ギターの都丸くんの演奏を信頼して、ただ音の流れに身をゆだねているようでした。
そして、その時感じたのは、「自分自身に対するリスペクト」だったんです。
私は、私という人間を心から信頼して、尊重していいんだ。
他の誰でもない、自分は自分であっていいんだ。
そういう安堵感だったのです。
声というのは、一人一人が持っている、その人そのものの響き。
その響きを大切にしていきたい。
それは、自分だけじゃなくて、自分と関わるすべての人に対して・・・。
LIVEとは、響きあうこと。
明日は、認知症について語り合う集いで、ミニコンサートをさせて頂きます。
どんな響きあいになるのか、楽しみです。。。