【パターナリズムとナッジ】平均寿命、全国最下位の青森県 | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【パターナリズムとナッジ】平均寿命、全国最下位の青森県





ちなみにナッジとは、ノーベル経済学賞受賞者の経済学者リチャード・セイラーによれば、「望ましい行動を簡単に、楽しく、自然に促す、環境における小さな変化」だそうだ。悪いナッジの一例を上げると、カジノにおけるチップがある。現金をプラスチックのチップに変えて負けた場合と、現金をそのまま賭けて負けた場合とでは、人間が感じる苦痛の度合いには明確な違いがある。つまり、プラスチックのチップの場合は、苦痛にたいして鈍感になる。鈍感だから、次々に金をつぎ込む。リボ払いもそう。電子マネーと、毎月一定額の返済で限度額まで借りれる悪魔のシステムも、立派なナッジである。ちなみに、五千万借りて毎月一万円のリボ払いにすると、返済まで416年、総返済額は1562682944円(笑)。元金の30倍(笑)。皆さん、リボは悪魔が考えた、金勘定に無知な人間を搾取するための最適解システムなんです(笑)。




首都圏の2倍の料金に目がテン…「青森移住10年」でわかった"日本一の短命県&生活費バカ高"のカラクリ 「住めば都」とはいかないネガティブな側面 (3ページ目)3位と関係があると思いますが、「カップ麺ラバー」が本当に多いです。移住後、近所のスーパーのチラシに載っていた特売のカップ麺に「お一人様5個まで」とあり、「何で?」と首をひねったのですが、理由はすぐわか…リンクpresident.jp

【3位と関係があると思いますが、「カップ麺ラバー」が本当に多いです。移住後、近所のスーパーのチラシに載っていた特売のカップ麺に「お一人様5個まで」とあり、「何で?」と首をひねったのですが、理由はすぐわかりました。個数制限しないと、10個でも20個でも、中には箱単位で買い占めてしまう人も珍しくないからです。

スーパーの「カップ麺売り場」の棚面積も首都圏に比べても大きいです。右から左まで、ずらずらずらずらずら……と並んでいて、それはちょっとギョッとする光景です。勤務先での昼休みには誰かが必ずカップ麺を食べていますし、デスクに常にストックしている人もいます。総じてみな新商品に詳しく、新しい商品に飛びつく傾向にあります。カップ麺が雑談の話題になることもしばしばです。私が知る限りですが、トムヤムクン味やみそ味をこちらの人は特に好みます。

ちなみに、青森県は短命県です。2020年の都道府県別生命表(厚生労働省)で、青森県の平均寿命は男性79.27歳、女性86.33歳と、いずれも最下位。男性は1975年から10回連続、女性は95年から6回連続の最下位とのことです。相対的に炭水化物と塩分が高めになりがちなカップ麺を多食する食文化と無関係ではないと指摘する声も少なくありません。】


これほどネットが普及し、自らの最善の健康についての情報を、知識として吸収しほうだいにも関わらず、個人がコントロール可能な、健康や投票行動等について、いまだ改善の兆しが全くないのはどうしてだろう?。溢れ変えるカップラーメンを撤去するためなら、悪いナッジに対抗するためなら、どこまでのパターナリズムが許されるのだろうか?。