【ウクライナに勝利を】次々に撃破されるロシスト軍“亀戦車” | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【ウクライナに勝利を】次々に撃破されるロシスト軍“亀戦車”







24日にも、ドネツク州の後方の飛行場に配備されていた、ナチスロシア軍の貴重な地対空ミサイルシステムS400の指揮車一両と発射基4台が、エイタクムスにより粉々に破壊されたとか(笑)。次々に、高価値目標を破壊されまくるナチスロシア。マッハ3以上で飛来するエイタクムス相手では、GPS妨害が役にたたない模様。なぜなら、ミサイルのあまりの速度のため、妨害が機能する前にミサイルが着弾する(笑)。


【ロシア軍の「亀戦車」、ついにFPVドローンにもやられてしまう ウクライナ側の進化速く
David Axe

ロシア軍の「亀戦車」は進化を続けている。しかしその進化のスピードは、ウクライナ軍の破壊力を増すFPV(一人称視点)ドローンなど、重量級の弾薬の餌食になるのを逃れられるほど速くはない。

重量37t、乗員4人のT-62戦車をベースにしたある亀戦車は、4月上旬にウクライナ東部の戦場に初めて出現したこの新種の改造車両のなかでも、最も進化したものだったかもしれない。

ロシア軍の第20親衛自動車化狙撃師団に所属しているとされるこの亀戦車は、ドネツク市のすぐ西の廃墟化した都市マリンカの周辺に出没し、地雷除去任務で活躍してきた。甲羅のような追加装甲が功を奏し、ロシアのある軍事ブロガーによると「10発の直撃」を生き延びたこともあった。

直撃したのが何だったのかは不明だが、いずれにせよこの亀戦車は先週末に運が尽き、マリンカ近郊でウクライナ軍によって爆破された。

ほかの亀戦車と同様に、この亀戦車も屋根材を転用したとみられるドローン対策用の追加装甲を何重にもまとい、車体前方に地雷を安全に起爆させるローラーを備えていた。

他方、この亀戦車はほかの同類と異なり、砲、というより砲塔全体が取り外されていたようだ。そうするのは理にかなっている。というのも、亀戦車は基本的に戦闘車両というより地雷除去車両であり、地雷だらけの中間地帯を突き抜ける突撃部隊を先導する車両して使われているからだ。

そもそも砲塔に金属製の甲羅をかぶせると、その支柱のせいで砲塔はろくに回転できず、さらに乗員の視界も遮られ、ほぼ前方しか見えなくなる。地雷除去車両としてはともかく、これではもはやほとんど戦車の体をなしていない。

亀戦車は最初に確認されてから6週間のうちに、ロシアがウクライナで拡大して2年3カ月たつ戦争の1000kmにおよぶ戦線のあちこちに姿を見せるようになった。最初の数週間は、その新奇さと、半年にわたる米国の支援停止などによるウクライナ軍の深刻な砲弾・ミサイル不足のおかげで、乗員は助けられていた。
また、ウクライナ側が砲弾やミサイルの代わりにFPVドローンに頼らざるを得なくなるなかで、亀戦車は当初、実際に有効でもあった。ロシア軍の部隊を先導して地雷原を越えさせ、ウクライナ側の陣地を攻撃させるのに成功したことが何度もあった。

とりわけ、バフムートの西のチャシウヤール方面の作戦で亀戦車は精力的に働いた。ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)は「ロシア軍は、追加防護のために金属板を溶接した戦車や装甲車両を用いることが多くなっており、(中略)明け方や夕暮れに頻繁に攻撃している」と報告している。

米シンクタンク、外交政策研究所のシニアフェロー、ロブ・リーは、亀戦車について「嘲笑する人がいるのは知っているけれど、わたしはおかしな適応だとは思わない」と述べていた。「ロシア側は、ウクライナ側にFPV(ドローン)はたくさんあるがATGM(対戦車誘導ミサイル)や対戦車地雷、砲弾は不足しているという、戦場の特定の状況に適応しているのだ」

だが、その状況は変わっている。米議会のロシアに融和的な共和党議員らによるウクライナ支援の妨害は4月下旬に終わり、以後、米国防総省は数回にわたり大量の砲弾や対戦車ミサイルをウクライナに送った。またウクライナは、大きめのFPVドローン向けにより重い弾薬を開発した。それには、スウェーデン製の対戦車ミサイルを参考に、下向きに爆発するようにした弾薬もあるようだ。

5月上旬には、ウクライナ軍の旅団は以前より破壊力を格段に高めていた。そして、亀戦車ははるかに破壊されやすくなった。複数の亀戦車が大砲やミサイル、数珠つなぎにされた地雷、大きめのFPVドローンを食らい、破壊されている。ある有名な亀戦車は立て続けに地雷を食らい、乗員は脱出したようだが焼損している。

T-62から砲を取っ払った亀戦車はFPVドローンで仕留められた。このドローンが新たな重量級の弾薬を搭載していたのか、それともたんに運がよかっただけなのかはわからない。ともあれ、その死は亀戦車全体の衰退を早めることになるだろう。

(forbes.com 原文)】

さすがはウクライナ軍。さっそく対応し撃破している模様。この戦争、先に対応できなくなったほうが負ける。
 

【ウクライナ軍のストライカー装甲車が本領発揮 北東部の都市でロ軍歩兵の撃退続ける
David Axe

米国は2023年初め、米陸軍の退役したストライカー装甲車200両近くをウクライナに供与した。ストライカーは機関銃や擲弾(てきだん)発射器で武装し、乗員2人のほかに兵員9人が乗り込める重量20t弱、8輪の車両だ。ウクライナ軍参謀本部はそのほとんどを新編の第82独立空中強襲旅団に配備した。第82旅団は、ウクライナ軍の精鋭軍である空中強襲軍(空挺軍)の精鋭旅団だ。

それから1年数カ月後、この機敏な戦闘車両はついに、米陸軍と米ゼネラル・ダイナミクス社が1990年代に開発した際に想定していた戦闘エリアに投入された。都市である。

具体的には、ロシアが2週間前にウクライナ北東部ハルキウ州で始めた攻勢の現在の中心地、ボウチャンシク市だ。第82旅団については、ロシア軍がウクライナ第2の都市、ハルキウ市の北の国境を越えて攻め込んできた直後、ボウチャンシクの守備隊の増援に急派されたという情報が流れていた。

22日、第82旅団はソーシャルメディアに動画を投稿し、ボウチャンシクに展開していることを認めた。ドローン(無人機)の空撮映像や兵士がヘルメットに装着したカメラの映像を編集した動画には、同旅団の部隊がボウチャンシク中心部の市街地で戦闘を繰り広げる様子が映っている。兵士がストライカーの上面のハッチから身を乗り出し、対戦車ミサイルを発射する姿も見える。

エストニアの軍事ブロガー、WarTranslated(@wartranslated)が引用し、字幕翻訳を付けている別の動画では、第82旅団に所属する軍人が「防御陣地を確保し、敵を撃退するのが任務でした」と説明している。まさにこれこそ、第82旅団にふさわしい任務だ。

米軍のストライカー部隊で初めて戦闘に臨んだのは、陸軍第2歩兵師団の第3旅団だった。

2003年10月、この部隊は米国を中心とした国々によるイラクに対する戦争で、不穏な情勢だった北部の大都市モスルに派遣された。米陸軍のウォルター・グレイ2世少佐は「(ストライカー)部隊は複数の任務に従事した。ストライカーは機動力、速度、静粛性からモスル市街地での襲撃や巡回、包囲・捜索作戦に適していたので、兵士の間でたちまち高い評価を得るようになった」と2017年の論文に書いている。
意味するところは明らかだ。ウクライナ軍もまた、ストライカーを運用する旅団は市街戦にこそ投入すべきなのだ。

反対に避けるべきなのは、ロシア軍の機械化旅団や戦車旅団とは直接戦わせることである。ストライカーよりも重い戦車やその他の装軌戦闘車両が、より優れた長射程の火力を発揮できる、開けた地形ではなおさらだ。ストライカー部隊の「主な役割はロシア軍の車両編成を撃破することではない」とグレイも言及している。

第82空中強襲旅団は昨年夏に初めて戦闘に参加したとき、まさにこうした間違った地形で、間違った敵と戦わされた。ウクライナ南部の開けた土地で、壕(ごう)に車体を隠したロシア軍の機械化部隊とまみえたのだった。その結果、オランダのOSINT(オープンソース・インテリジェンス)分析サイト「オリックス(Oryx)」で確認されているだけで、ストライカーを少なくとも8両撃破されている。

南部の戦線が安定し、ロシア軍がウクライナの東部と北東部の都市部に兵力を集中させるなかで、第82旅団はようやく、みずからの得意とする地形で戦う機会を得た。

第82旅団の第一陣がボウチャンシクに送られたとき、この増援に懸かっているものは非常に大きかった。ロシア軍の新たな軍勢はボウチャンシクを攻略してハルキウに向かうルートを切り開く狙いとも考えられた。北方に集まってきたこの部隊も、ウクライナのほかの前線で有効だった歩兵先行の突撃戦術を採用していた。

ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)は「突撃部隊、通常は小隊規模(40人程度)の集団が拠点を攻撃し、その後ほかの突撃部隊と合流する」と解説している。「こうすることで、目標に接近する際に損害を抑えられる半面、前進ペースは遅くなる」

ロシア軍の複数の小隊がボウチャンシク中心部の中間地帯に散開したため、最前線はあいまいになり、第82旅団のストライカー部隊は360度全方向の戦いを強いられた。同旅団の前出とは別の軍人は「われわれは円形防御を維持した。彼ら(ロシア軍部隊)はあらゆる方向から向かってきた」と語っている。
ストライカーの集団は円状に陣取って戦うのに適している。車高が約2.7mあり、上部にセンサー類や火器を搭載するストライカーは優れた監視・射撃プラットフォームにもなり、ロシア側が忍び寄るのは難しい。

それ以上に重要なのは、ストライカーは1両で9人の歩兵分隊を運べることだ。ストライカーが4両あれば、40人近い歩兵小隊を展開できる。ウクライナ軍の別の部隊に配備されている米国製のM2ブラッドレー歩兵戦闘車はストライカーよりも重装備だが、兵員スペースは狭く、歩兵小隊を運ぶにはもっと数が必要になる。グレイがストライカー部隊は「下車戦闘部隊として運用するのが最適」と述べているのももっともだ。

第82空中強襲旅団がボウチャンシクでの市街戦にしっかり対応できる状態にあったのは明らかだ。ロシア軍部隊は北東部攻勢の最初の数日で数km前進したものの、ボウチャンシク中心部で第82旅団とそのストライカーを含むウクライナ側の強固な防御にぶつかり、ほぼ足止めされることになった。

ウクライナの調査分析グループ、フロンテリジェンス・インサイトは先週時点で、この方面のロシア軍について「足場を築こうとさらに南の森林や建物への侵入を続けているようだ」と分析しつつ、「南へ奥深く前進できるのかは疑問だ」としている。

(forbes.com 原文)】

ほとんど話題に上ることがないストライカー戦闘車両だが、しっかり活躍しているようでよかった。ブラッドレーもそうだが、アメリカ軍にはアホみたいに在庫があるとのこと。



【従来の戦闘機エンジンより大幅に性能が向上!? GEが次世代機向けエンジンのテスト完了
乗りものニュース編集部

従来機のエンジンよりも航続距離が30%増
 ゼネラル・エレクトリックエアロベース(GEA)は2024年5月8日、新型エンジンであるXA100のテストを完了したと発表しました。

 同エンジンは2023年11月に一連のテストを終え、その後にアメリカ空軍の要請による追加テストを受けていましたが、それも終了し、追加データを収集するとともに、将来の戦闘機向けとなる次世代エンジン導入を前進させたとのことです。

 GEAによると、同エンジンは最大出力が得られる高推力モードと、航続距離を伸ばすための高効率モードを自動的に切り替えることで、現在アメリカ空軍で運用されている最新鋭機のエンジンよりも、航続距離を30%伸ばすそうです。GEAは明言を避けていますが、おそらくこれはF-22やF-35に搭載されているプラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のエンジンを意識した記載かと思われます。

 同エンジンで得られたデータは、F-22の後継機とするべく進められているアメリカ空軍の第6世代機計画「Next Generation Air Dominance:NGAD」に搭載される可能性のあるエンジンに活かされることになります。最終的にはP&Wが開発を進めるNGAD向けエンジンと性能比較され、採用されるエンジンが決定します。なお、GEAではすでに2番目の試作エンジンであるX102を開発中とのことです。】




なんか、とんでもないバケモノになりそうなアメリカ軍の第6世代戦闘機。当然、AI搭載で無人機モードとかもあるんだろうなぁ。

ウクライナに勝利を。ウクライナ軍に栄光あれ。ウクライナに自由と正義と真の平和を。