【人的資本から金融資本へ】リーマンショックで狼狽売りでトラウマ(笑) | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【人的資本から金融資本へ】リーマンショックで狼狽売りでトラウマ(笑)





案の定、投資で痛い目にあい、狼狽売りから投資恐怖症になっていた萩原(笑)。そんなんだから、2008年の金融危機で大打撃をうけた住宅所有者が、2010年の金利引き下げを生かすチャンスが無かったように、また、2009年に割安な債権を購入できるチャンスを棒に振ったようになるんだよ。




【リーマンショックの時はほとんどの投資商品が元本割れした

 今も、株価は上がったのに実質賃金や消費はどんどん下がっています。景気が回復しているという人がいる一方で、国民の多くはそれを実感できずにいます。実際は日本はいまだに不況であり、初心者が株を始めるには非常に危ない環境になっています。この状況を見るに、私は新NISAだから大丈夫、投資信託だから大丈夫とはまったく思えません。

 投資には「卵は一つのカゴに盛るな」というセオリーがあります。全部の卵を一つのカゴに入れていると、カゴを落としたときすべての卵が割れてしまうが、いくつかのカゴに分けておけばそのうち一つを落としてもすべての卵を割ってしまうことは避けられる――。投資先や投資時期を分散させればリスクを減らせますよ、ということですね。

 これが本当なのかどうか、私はリーマンショックの際に自分がしていた投資で検証してみました。その結果、見事に全部のカゴが落ち、すべての卵が割れてしまいました。ただ一つ割れなかったのが預金です。生卵ではなくゆで卵だったから助かったといえるでしょう。

(中略 )


投資を実際にやってみると、リスクってこういうところにあるんだなというのが身にしみてわかります。私自身もずっと投資を続けてきて、これまでに山ほど痛い目に遭いました。バブル崩壊もリーマンショックも経験し、今では投資のうまみも怖さもわかっているつもりです。幾度もの失敗を経て、損をしても「自己責任だから」と納得できるようになりました。

■投資は日銀がデフレ脱却宣言をした後に始めても遅くない

 怖さを知ったからこそ、人に安易にすすめてはいけないと肝に銘じるようにもなりました。それでもやはり、若い人だけは早いうちに投資の怖さを知っておいたほうがいいんじゃないかなと思います。若いうちなら投資に失敗して100万円が50万円になっても、その分を働いて稼ぐだけの時間があるからです。

 これが年齢を重ねてからではそうはいきません。ずっと投資を知らずに生きてきて、年配になって初めてチャレンジしたら大失敗してしまった。これでは取り返しがつきませんし、精神的ダメージもかなり大きなものになってしまいます。

 ですから若い人以外には、今は焦って投資を始めずに、そのお金を預金に回すことをおすすめします。先ほどの卵の話でいえば、カゴを落としても割れないのは預金だけ。新NISAもそれ以外の投資も、始めるかどうかは日銀がデフレ脱却宣言をした後にまた考えればいいことだと思います。】

>投資は日銀がデフレ脱却宣言をした後に始めても遅くない


>私はリーマンショックの際に自分がしていた投資で検証してみました。その結果、見事に全部のカゴが落ち、すべての卵が割れてしまいました。


案の定、日本株しか頭にない萩原(笑)。為替水準の変化より、市場から退出する期間が長いほうがリスクが高い。なにより押し目買いなど大多数の人間には無理。ドルコスト平均法には、神ですら勝てないことは証明済みなのに、何を頓珍漢な事をほざいているのか。代償を支払わずにリターンを得るなど不可能。


>そのお金を預金に回すことをおすすめします。先ほどの卵の話でいえば、カゴを落としても割れないのは預金だけ

まさか、銀行預金の金利に期待するおつもりなんでしょうか?(笑)。いっそう加速する少子高齢化社会の日本で、今のインフレ率を上回る預金金利を、日本の銀行が提示するわけないでしょ。GPIFが、なぜあれほどの投資成績なのか、萩原の貯金万歳では説明できないし、GPIFが萩原を見習っていたら、今頃、元本はインフレに負けて目減りしてるよ。