【ウクライナに勝利を】ナチスロシアの攻勢に、苦戦が続くウクライナ軍 | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【ウクライナに勝利を】ナチスロシアの攻勢に、苦戦が続くウクライナ軍

ナチスロシアが図に乗ってやがる。が、忌々しい事に戦理に叶ってる。


【[キーウ 28日 ロイター] - ウクライナ軍のシルスキー総司令官は28日、東部戦線で部隊が3つの村から新たな陣地に後退したと明らかにした。

通信アプリのテレグラムで「前線の状況は悪化している」と述べ、2月にロシア軍が制圧したアブデーフカの北西およびマリンカの西側が「最も困難」な状況だとした。

ゼレンスキー大統領は28日に米民主党のジェフリーズ下院院内総務と会談し、防空システム「パトリオット」が早急に必要だと強調した。

シルスキー氏によると、部隊はアブデーフカの北の2つの村と、マリンカに近い村に新たな陣地を構えた。これらの地域では、ロシア軍が制圧には至っていないものの「戦術的に一定の成功」を収めているという。

ロシア軍は要衝アブデーフカを制圧後、じりじりと進軍している。

シルスキー氏は、新たな要衝となっているチャソフヤールとその北東の村が「最もホットな場所」とした。ロシア国防省は、チャソフヤール付近でウクライナの反撃を退けたと発表した。

シルスキー氏はさらに、北東部の第2の都市ハリコフへのロシア軍増派を注視していると述べた。ロシアが北部攻勢を準備する兆候はないとしたものの、ウクライナ軍の態勢を強化したと説明した。】


ウクライナ軍、M1A1を前線から撤退させたんだとか。これは仕方ない。いまのドローンが支配する戦場では、ドローンに捕捉されて撃破されるだけだし。来るべき反攻の時にこそ必要な戦力だし。



【ウクライナ軍総司令官、苦戦認める 「ロシア軍が複数方面で戦術的成功」

ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は28日、「露軍があらゆる前線で活発な攻勢を展開し、いくつかの方面で戦術的成功を収めている」とSNS(交流サイト)で発表し、自軍の苦戦を認めた。同氏は「過去1週間、各前線で激戦が続き、戦局は劇的に動いている」とも述べた。

米シンクタンク「戦争研究所」は25日、「米国の軍事支援が到着してウクライナ軍が戦力を回復させる前に、露軍が攻勢に出ている」と分析。シルスキー氏の発表はこれを裏付けた形だ。

シルスキー氏は、東部ドネツク州アブデーフカの北西方面が「最も困難な状況」にあるとし、この方面でウクライナ軍が後退していることを認めた。一方で、露軍のさらなる前進を防ぐために損耗した部隊の交代を進めていると説明した。

シルスキー氏は、現在の最大の焦点となっているドネツク州チャソフヤル方面も「激戦地のままだ」と述べた。チャソフヤルは、ウクライナ側が保持する同州の主要都市クラマトルスクやスラビャンスクを守る防衛線の一角。露軍がチャソフヤルを制圧した場合、主目標とするドネツク州全域の制圧に近づく。

シルスキー氏は、東部ハリコフ州や南部ザポロジエ州の戦況も緊迫しているものの、両方面では露軍に目立った前進を許していないとした。

ウクライナは現在、米軍事支援や今後の追加動員で戦力を回復させ、将来的な反撃につなげたい構えだ。ただ、専門家の間では、ウクライナはこれらの措置で劣勢を相当程度解消できるものの、優勢を得るまでには至らないとの見方が強い。】


アメリカの支援が到着し、それが前線に配備されるまで、少なくとも来月の頭まではかかりそうだし、その前に勝負かけてるナチスロシア。人殺しのサイコパス共が。

 
【アメリカ、ウクライナに60億ドルの軍事支援発表 パトリオット・ミサイル提供「急ぐ」と国防長官
BBC News
2024年4月27日

アメリカのロイド・オースティン国防長官は26日、防空ミサイル「パトリオット」や砲弾をウクライナに速やかに届けるため「直ちに対応」する方針を示した。

アメリカ政府は24日、610億ドル(約9兆6000億円)規模の対ウクライナ追加軍事支援予算を成立させた。バイデン政権は同日にすでに、対空ミサイルや砲弾など10億ドル規模の緊急兵器支援を発表している。

これを受けてオースティン長官は26日、チャールズ・ブラウン統合参謀本部議長と共に記者会見し、ウクライナに対して単体としては過去最大となる60億ドル(約9460億円)規模の追加支援を発表。「パトリオット」迎撃ミサイル、中高度防空ミサイル・システム「NASAMS」用のミサイル、高機動ロケット砲システム「ハイマース」用の弾薬、対ドローン・システム、相当量の砲弾などが含まれると説明した。

支援内容には、パトリオット・ミサイルの発射機は含まれていなかった。

オースティン長官はこの発表に先駆け、関連各国当事者の連絡会議「ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)」を主催。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領もオンラインで参加したという。

この会合の前にゼレンスキー大統領は、ロシアによる空からの攻撃の脅威が増している状況で、ウクライナはパトリオット・ミサイルを喫緊に必要としていると強調していた。パトリオット・ミサイルは「今すぐ人命を救えるし、そうなるべきだ」と、大統領は述べていた。

オースティン長官は今回の追加支援について、「(ウクライナが)必要とするのはパトリオットだけではない、ほかの防衛システムや迎撃ミサイルも必要だ。パトリオットだけを万能薬扱いするべきではない」と指摘した。

長官はさらにウクライナの状況について、「ウクライナと欧州とアメリカにとって、どういう危険が迫っているのかを理解する必要がある」、「もしプーチンがウクライナで勝利すれば、欧州は私たちが生まれてこの方、経験したことのない安全保障の危機に直面する。ロシアはウクライナでやめたりしない」と強調した。

アメリカが提供する援助がウクライナ軍を守るのかとの質問に、オースティン長官は、アメリカの取り組みは「具体的で現実的で相当」なものだが、「瞬時に実現するわけではない」と答えた。

「ウクライナに届いて配備されるには、それなりの時間がかかる。ウクライナ側はこれまでも、守りを維持してきた。追加の武器が手に入れば、ウクライナ軍はさらに良く戦える」とも、オースティン長官は話した。

ウクライナが現在保有するパトリオット・システムはわずかで、西側製の他の防空システムのほか、旧ソヴィエト連邦時代の地対空ミサイルシステム「S-300」の残りなどを使用し、ロシアの砲撃を防いでいる。

パトリオット・システム1基の値段は約10億ドル、パトリオット・ミサイル1発は約400万ドル。

ドイツはすでにパトリオット・システムの追加供与を約束しており、ドイツ政府は今月初めに他の欧州諸国にウクライナ支援を急ぐよう呼びかけた。

ただし、ギリシャ政府は自国のパトリオット・システムやS-300は自国の防空に不可欠で、ウクライナに回す余裕はないという姿勢。報道によると、スペイン政府はパトリオット用のミサイルを提供するものの、発射機などを含むシステムそのものは提供しないという。

(英語記事 Pentagon to 'rush' Patriot missiles to Ukraine in $6bn package)】


欧州も、追加で5基のパトリオットシステムを供与するらしいが、いまのところナチスロシア軍の滑空誘導爆弾やミサイル攻撃にたいする有効な防御手段がウクライナ軍にはない。どうにか耐えてくれと願うばかり。


【ロシアで元囚人の帰還兵による凶悪犯罪相次ぐ 2年間で市民100人超死亡

ロシアのオンラインメディア「ビョルストカ」は26日、ウクライナ侵略に従軍した後に帰還した元兵士が、殺人や傷害致死事件、交通事故などにより過去2年間で少なくとも市民ら107人を死亡させたと報じた。殺人事件の多くは、一定期間の従軍と引き変えに恩赦で釈放された元囚人による犯行だったという。

ビョルストカは、集計は報道や裁判記録など公開情報のみに基づくもので、実際にはさらに多いのは確実だとした。

ロシアはウクライナの前線に送る兵員を確保するため、恩赦による釈放を見返りに凶悪犯を含む多数の囚人を軍に勧誘した。今回の報道は、恩赦で釈放された元囚人らが帰還後に露社会の治安を悪化させている実情を浮き彫りにした。

ビョルストカによると、帰還兵が起こしたことが確認された殺人事件は計55件で、被害者は計76人。うち36件が元囚人による犯行だった。帰還兵による傷害致死事件も18件あり、18人が死亡。さらに、帰還兵は交通事故で11人を死亡させたほか、薬物事件でも2人を死亡させたという。】


さすがはナチスロシア。ま、ナチスロシアに限らず、専横独裁国家の国民の命なんぞゴミ扱い。


【ウクライナ軍、アウジーウカ西方面で危機的状況に 撤退に失敗すれば総崩れの恐れ
David Axe

ウクライナ東部ドネツク州アウジーウカ市の西方でウクライナ側の防御線を突破してから6日後、ロシア軍部隊は、前線のウクライナ側地域にナイフを突き刺したような長さ8kmほどの突出部を徐々に広げている。ナイフの先はアウジーウカ市北西のオチェレティネ村に到達している。

この方面に配置されているウクライナ軍部隊にとって、状況は絶望的だ。ロシア側がオチェレティネ方面につくり出した攻勢軸の周辺で、ウクライナ側が複数の村を失うのは避けられそうにない。

だが、本当に危険なのは、ウクライナ軍の「タウリヤ」作戦戦略部隊集団(アウジーウカ市の西方面の部隊を統括する司令部)が「損切り」をする、つまり西へ数km後退し、オチェレティネ村の北から南西に走る新たな防御線を固める以外に手がなくなることだ。

撤退を強いられれば、ウクライナ側は数十〜数百平方kmの領土をロシア側に明け渡し、住民数百人が避難するか、ロシア軍による過酷な占領下での生活を送ることを余儀なくされるだろう。

だが、それにとどまらないかもしれない。撤退は、うまく進めなければ、ロシア側に局所的な攻撃を強化し、第2、第3、第4の突破口を開く機会を与えかねない。その結果、この方面のウクライナ軍は連鎖反応的に総崩れになる恐れもある。

撤退は、それが最良の選択肢である場合ですら、きわめて危険だ。規律ある軍隊はだからこそ、後退作戦を、攻撃作戦と同じくらい、あるいはそれ以上に入念に立案する。「どんな指揮官、どんな軍隊にとっても、撤退は最も難しい作戦である」と歴史家のアンドルー・O・G・ヤングは『Armies in Retreat: Chaos, Cohesion and Consequences(仮訳:軍隊が撤退するとき──混沌、結束、結果)』という本に書いている。

ロシア軍が4月第3週の週末、アウジーウカ西方のウクライナ側の防御線をどのように突破したのかについては、ウクライナの政府や軍の首脳部でも、ロシアがウクライナで拡大して2年2カ月あまりたつ戦争のおよそ1000kmに及ぶ戦線の各方面でも、激しい議論を呼んでいる。
観察者のなかには、ウクライナ軍の第115独立機械化旅団に責任があるとする向きもある。第115旅団は別の旅団との入れ替えでオチェレティネ村の陣地に配置されたが、すぐさまロシア軍の第30独立自動車化狙撃旅団に圧倒された。

ただ、その第115旅団については、装備が不十分で、ウクライナ軍のほかの部隊と同様、弾薬が枯渇しているという指摘もある。弾薬の枯渇は、米議会のロシアに好都合な共和党議員らが、ウクライナへの新たな支援を半年にわたり滞らせていた結果だ。

いずれにせよ留意しておくべきなのは、ウクライナ軍のどの旅団もロシア軍の容赦のない爆撃にさらされており、防御陣地の保持に苦労しているという点だ。ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)は25日の作戦状況評価で、ロシア側は「航空および火砲の面で優位に立っており、タウリヤOSG(作戦戦略部隊集団)の陣地をほぼ継続して攻撃している」と報告している。

戦闘が激しさを増すにつれて、火力の不均衡は決定的なものになる可能性がある。ロシア軍の指揮官たちは好機と判断し、さらには自分たちが有利だと確信しているとみられ、第15、第74両独立親衛自動車化狙撃旅団のほか、第90親衛戦車師団の一部、特殊部隊をオチェレティネ村方面の突出部に押し込んだ。

これに対して、ウクライナ側は少なくとも7個旅団と1個独立大隊が反撃している。具体的には第23、第25、第47、第100、第115各独立機械化旅団、第25独立空挺旅団、第3独立強襲旅団、第425独立強襲大隊である。ただ、各旅団が一度に投入するのは1個大隊だけなのが普通だ。

ロシア側が突出部の中や周辺に展開させた兵力は1万人あまりにのぼるとみられる。対するウクライナ側は、CDSの推定が正しければ総勢わずか3000人程度だ。

もっとも、攻撃よりも防御のほうが容易だというのは、攻撃側が火力で優位に立つ場合も当てはまる。だから、ロシア側がこの戦いに勝利し、ウクライナ側を撤退に追い込めるという保証はない。
CDSは、ロシア側にとって大きな危険をもたらしている点をひとつ強調している。「オチェレティネを突破した敵(ロシア)の第30自動車化狙撃旅団の先陣部隊への補給は、この(補給)ルートに対する火力統制を完全に保持しているウクライナの防衛部隊によって実質的に阻まれている」

ウクライナ側に8kmほど侵入し、この方面で最も西側に出てきたロシア軍部隊は、基本的に孤立しており、主要な補給線から遠く離れている。つまり、脆弱な状態にある。ウクライナ側は、ロシア側が増援をさらに送り込んで突出部を広げ、兵站を固める前にその補給を断てば、この戦いにまだ勝てるかもしれない。

とはいえ、これはあくまで、オチェレティネ村方面で兵力、火力ともに劣るウクライナ側にとって楽観的な結果ということになる。現実的な結果は、戦いながら西への撤退を図るというものだろう。

だが、ウクライナ側は撤退を必死に避けようとしている。それはあまりに危険だからだ。

(forbes.com 原文)】


開戦以来、最大の危機に直面しているウクライナ軍。なんとか防衛線を死守するほかないが、ナチスロシアは、兵士の命など歯牙にもかけずとにかく突撃だからなぁ。


【 一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散
ブレンダン・コール

<ウクライナの戦場で「ドローン戦」が激しさを増すなか、こうした空中戦の様子を捉えた動画が次々と投稿されている>

ウクライナのジェット戦闘機が、ロシア軍ドローンを空対空ミサイルで撃墜する瞬間を捉えたとされる動画が公開され、SNS上で注目を集めている。親ウクライナのX(旧ツイッター)ユーザーUkrainian Frontなど複数の人物がソーシャルメディア上に投稿した撮影地不明の動画には、ドローン1機が撃墜される様子が映っている。

続く投稿には、「ウクライナ軍の(ミコヤン)ミグ29ジェット戦闘機がウクライナ南部で、ロシア軍の偵察ドローンをR27空対空ミサイルで撃ち落とした」という説明が添えられている。

軍用航空産業の専門サイトエアフォース・テクノロジーによれば、R27はウクライナの企業アルテムが製造している中距離空対空ミサイルで、ミグ29などの第4世代戦闘機向けに開発されたものだ。

問題の動画の撮影時期に関する情報は示されておらず、独立した検証も行われていない。本誌はこの動画についてロシア外務省にコメントを求めたが、これまでに返答はない。

ロシアとウクライナのドローン開発競争が激化
インターネット上ではこのところ、ほかにも複数のドローンを撮影した動画が拡散され、大きな反響を呼んでいる。

2022年10月には、ウクライナ軍とロシア軍のドローン同士が「対決」する様子を捉えたとみられる動画がインターネット上で拡散された。XD Dniprが自身のテレグラムチャンネルに「ウクライナとロシアのMavicドローン同士の空中戦をカメラが初めて捉えた」ものとして投稿されたものだ。Mavicとは中国の企業DJIが製造しているドローンで、ウクライナ軍とロシア軍が使用している。

2024年2月には、ウクライナ南部ヘルソン州でロシア側が占領するドニプロ(ドニエプル)川の東岸の村クリンキー近郊の上空で、ウクライナ軍とロシア軍の空中戦が勃発。ウクライナ側のドローンが勝利し、その様子を捉えた動画が大きな注目を集めた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナに対する本格侵攻を始めて以降、ドローンは双方にとって有益な兵器であることが判明しており、両国の間で開発競争が繰り広げられている。ウクライナ製のドローンはこれまでに、ロシア国内の数多くのエネルギー関連施設やクリミア域内の標的も攻撃してきた。

ロシア製ドローンに「以前の妨害波が通用しない」
ウクライナのメディア「ウクラインスカ・プラウダ」は25日、ドローンの開発が進めばそれを阻止するのに必要な電子戦(EW)システムもまた進歩させなければならず、ロシア軍はそれに迅速に対応しているようだと指摘した。

同メディアはウクライナ軍参謀本部の複数の関係者(詳細は非公表)から得た情報だとして、ロシアがウクライナの前線で使用するドローンの数を過去3カ月で少なくとも2倍に増やしていると報じた。

ある人物は、ウクライナは無線周波数900MHz帯の妨害波を出すEWシステムを保有していたが、今ではロシアが700~1000MHzの周波数を使用するドローンを製造しており、「以前と同じ電子戦の手段はもはや効果がない」と述べた。

ブレンダン・コール 】


さすがにナチスロシア軍も学習してきている。アメリカも、ウクライナ軍とともに戦術の練り直しをやってくれているだろうが、ウクライナ軍には、ここらで何か大きな戦果が必要かなと。例えばクリミア橋の破壊とか。

ウクライナに勝利を。ウクライナ軍に栄光あれ。ウクライナに自由と正義と真の平和を。