【老害のパーソナルファイナンス論】高橋洋一のNISA批判(笑) | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【老害のパーソナルファイナンス論】高橋洋一のNISA批判(笑)

なぜ、NISAを金融機関(銀行)で始める前提なんだろうか(笑)。【サイコロジー・オブ・マネー】や【ジャスト・キープ・バイイング】すら読んだことがないのだろう。年間平均だけをみたら、年リターンはウォーレンバフェットの3倍のジム・サイモンズの純資産が、なぜウォーレン・バフェットの4分の1なのか(著者は、リスクと運は紙一重であり、再現性が乏しいため、決して彼らを目指してはいけないとも書いている)もわからないような人間が、経済学者を自称している国、それが日本(笑)。




【株式市場にはうかつに手を出さない
最近、「金利の低い銀行にお金を預けるより、投資した方がいい」「これからはNISAがお得」といった話を耳にする機会も多いのではないだろうか。

最近、NISAや投資信託をすすめられることが多いようだが、これらをやるのは、金融機関の職員を手数料で食わせるようなものである。夢のない話に聞こえるかもしれないが、貯金の方がよほどマシかもしれない。

お金が余っているからと、株式市場にうかつに手を出すのはやめておくことだ。分からないなら、下手に手を出さないに限る。金融機関を儲けさせるだけだ。

もし投資したいのなら、自分の仕事まわりのことに投資する方が良い。おいしい話があると投資をすすめられたら、その話は眉唾だ。よくよく気をつけるべきである。

金融機関の言う「おすすめ商品」を、鵜呑みにしないことだ。金融機関が商売の手段として売り込んでいるわけだから、本当にあなたにとってのおすすめかどうか、かなり微妙だろう。

そして、金融機関の言うことを信じて買ったとしても、買った瞬間からすべては自己責任である。結果がどうなろうと、「おすすめされたから」は言い訳にならないのだ。

株式投資をやりたい人には合理的なNISA
これを理解した上で、NISAについてお話ししてみよう。

NISAとは、Nippon Individual Savings Accountの略である。

Individual Savings Accountというのは、世界でもよくある制度であり、個人で株式投資するとき、その収益について非課税枠が設けられる。

何が何でも株式投資をやりたいという人は、非課税枠を利用した方が得であり、合理的なのは間違いない。

 年240万円となる。併用可能となるため、合計で年360万円まで投資上限額が引き上がる)。

株式投資によって生計を立てている人にとっては、120万円分などほんのちょっとに過ぎない。さほどのメリットはないが、ないよりは良いという程度だ。新NISAでは非課税枠が広がるが、私の結論としては同じである。

「老後のための保険や投資」に騙されない
基本的に金融機関の言うことは信用しない方が良い。

何度も言うが、金融機関のすすめる投資は特にそうだ。

たとえば一昔前、銀行がすすめるのは預金だけだった。

しかし、2000年以降になると、銀行は系列の証券会社や保険会社の商品を売るようになった。銀行というだけで信用度は高かったから、銀行員のすすめで投資信託を始めたり、保険に入ったりする人も多かった。

「老後は不安だから、今のうちに保険に入っておくのがおすすめですよ」と言われて、みんな信用したのである。

しかし、そうして不安を煽りつつ金融会社がすすめてくる保険のほとんどは、変額保険である。変額保険とは、支払われた保険料を金融機関が投資信託などで運用するものだ。運用次第で、支払われる保険金などの額が変わってくることになる。

厳密にいえば、これは保険ではない。

変額保険は「ほぼ投資信託」
保険とは原則、「補償」と「投資信託」の2つを組み合わせて作られる商品だ。補償性があってこその保険である。変額保険にも最低限の補償機能はあるものの、貯蓄性ではないので、ほぼ投資信託と変わらない。

保険と言いながら、投資のリスクそのものは、保険契約者が負うことになる。投資信託は当然上がり下がりもあって、損することも珍しくない。変額保険は、手数料の高いあくどい投資信託と、たいして変わらないのである。

 それなら、自分の銀行口座で地道に積み立てていった方が、リスクを負わずにすむだろう。

 どうしても投資したいなら国債を
「銀行に預金を入れておいても、たいした利子が付かないから投資したい」と考える人も少なくないようだ。

たしかに預金にはさほど利子は付かないが、自分のお金の何割かを手数料として持って行かれることもない。

投資も保険と同じで、これをやるということは、手数料によって金融機関の社員を食わせてやるということなのだ。

だから私は、基本的に投資もやらない。】


だ か ら、NISAを金融機関(銀行)で開設しないのなんて当たり前、初歩の初歩だし、貯金だって?。いまの普通貯金や定期預金の利率では、インフレや税率に勝てないし、人間の現在価値は、年齢とともに減少する一方だから、円資産に全振りなんて、ただだまって資産を減少させるだけ。だいたい、様々な国に分散投資する投資信託より、円貯金に投資するほうがハイリスクローリターンなのが理解できないの?。本当にひどい記事だよ。過去百年の株式市場のデータやインフレをまるっきり無視し、こんなアホ記事書いたあげく、“基本的に投資もやらない”だとさ。これが自称先進国(笑)の経済学者様か。