【ウクライナに勝利を】アウディーイウカ退却のウクライナ軍、執念の一撃 | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【ウクライナに勝利を】アウディーイウカ退却のウクライナ軍、執念の一撃




本来のアメリカの支援さえあれば、撤退なんてしなくてよかったのに。ナチスロシアシンパのトランプと、そのトランプシンパの共和党議員共は犯罪者に等しい。ナチスロシアとこれだけ渡り合える国が他にあるわけないだろ。


【アウジーイウカ撤退のウクライナ軍が最後の一撃、ロシア軍3機を撃墜か
David Axe

ウクライナ軍の第110独立機械化旅団は2月16日、ドローン(無人機)や特殊部隊、同軍屈指の第3強襲旅団の援護を受けながら東部ドネツク州の防御拠点アウジーイウカから撤退し、4カ月にわたる激戦に終止符を打った。

第110旅団のアウジーイウカ防衛は、同旅団の戦前の兵力約2000人の大半を犠牲にしたかもしれない。だが、ロシア軍はそれよりはるかに多くの犠牲を払った。

ロシアが占領するウクライナ東部ドネツクの北西約8kmに位置する工業都市アウジーイウカへの攻撃には、ロシア軍の第2、第41両諸兵科連合軍から12個以上の旅団が参加した。

これらの旅団の大半は、兵士のほとんどを失ったようだ。アウジーイウカとその周辺でのロシア軍の死傷者は計3万人を超えるかもしれない。米当局者によると、16週間にわたる戦闘の最初の6週間だけで、ロシア兵1万3000人がアウジーイウカ周辺で死傷した。

そして撤退するウクライナ軍は、第110旅団と隣接部隊を標的に空爆しようとしていたらしいロシア空軍の戦闘爆撃機3機を狙って、アウジーイウカでの戦闘を締めくくるミサイルを発射したようだ。

第110旅団の生き残った兵士が17日早朝、アウジーイウカの外れで援護部隊を追い越して西へと急いで退散する中、ウクライナ空軍のミサイルがアウジーイウカの約96km東でロシア空軍のスホーイ戦闘爆撃機を少なくとも1機、もしかすると数機撃墜した。

そのうちの1機のみの墜落映像がある。東部ルハンスク州ディアコベ近くに墜落する様子が映っている。だが、ウクライナ空軍のミコラ・オレシチュク司令官は、自身が率いる部隊が3機撃墜したと主張した。乗員1人が乗り込むSu-35が1機、そして乗員2人のSu-34が2機だ。

撃墜したことを証明するためにオレシチュクは、おそらく損傷した機体から脱出したと思われる乗員4人の緊急位置表示の無線ビーコンを表示したデジタル地図のスクリーンショットをSNSに投稿。「ご覧の通り、システムは機能している!」 とオレシチュクは書き込んだ。

アウジーイウカでの戦闘を生き延びたウクライナ兵にとって、この撃墜は思うところがあるものだった。ロシア空軍のスホーイは何週間も第110旅団を執拗に爆撃した。スホーイは東からアウジーイウカに向かって急上昇し、約40km離れたところから衛星誘導の滑空弾KABを投下した。中には重さが1360kgある滑空弾もあった。


「さまざまな推定からして、今週、1日で37〜42発のKABがアウジーイウカに投下された」とウクライナの調査分析グループ、フロンテリジェンス・インサイトは2月15日に報告した。「これらの破壊力の大きな爆弾は精度が低いにもかかわらず、詰め込まれている弾薬が多いため甚大な被害を引き起こし、近隣の建物を損傷させるか破壊した」と指摘した。

「アウジーイウカはKABだ」と第3強襲旅団の兵士エゴール・シュガーはX(旧ツイッター)に書き込んだ。「人類が生まれてこの方、このような狭い範囲に投下された航空爆弾としては最多ではないか」

ウクライナ空軍はスホーイからの防御に苦戦した。同空軍が保有する長距離防空ミサイルシステムはわずかで、巡航ミサイルやドローンによる大規模な攻撃から民間人を守るために、そのほとんどをウクライナの大都市周辺に配備している。

だがこれらのシステムのうち、特に米国製の地対空ミサイルシステムのパトリオットはかなり機動性が高い。そしてウクライナ軍の兵士らは、複雑なパトリオットを巧みに操作してこれまでに何度か待ち伏せ攻撃している。最も注目すべきは、昨年12月にウクライナ南部でウクライナの海兵隊に滑空誘導爆弾を落とそうとしたSu-34を3機撃墜したことだろう。

アウジーイウカは陥落した。戦前の人口3万人のほとんどが随分前に町を去り、廃墟と化したアウジーイウカはウクライナにとって戦略的に重要な場所ではない。おそらく、ロシア軍を消耗させる罠として最も価値のある場所だった。

その意味で、アウジーイウカ、そして同地を最後の日まで守り抜いた兵力と武器に劣るウクライナ兵らは目的を果たした。アウジーイウカでの抗戦で多くのロシア兵を始末することができた。そして今回のスホーイを含め、少なくとも数機のロシア軍機を撃墜した。

2年にわたる激しい戦闘で、ロシア軍は保有していた150機ほどのSu-34のうち約30機を失った。もしウクライナ軍の防空システムが、射程約145kmのパトリオットのミサイルなど最高品質の米国製ミサイルを著しく欠いていなければ、ウクライナ軍はもっと多くのロシア軍機を撃墜していたと言っても過言ではないだろう。

だが昨年10月以来、米議会のロシア寄りの共和党議員らはウクライナへの追加支援法案の承認を拒んでいる。この追加支援は、ミサイルや装甲車両、そして最も重要なことに、第110旅団のような弾薬不足のウクライナ軍の旅団に砲弾を追加提供するためのものだ。

(forbes.com 原文)】


勇敢なウクライナ軍兵士達には感謝しかない。
 


《「プーチンは世界を破滅的に」 ゼレンスキー氏が安保会議で演説 欧米に支援加速要求

【ミュンヘン=板東和正】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ドイツ南部ミュンヘンで開催中の「ミュンヘン安全保障会議」で演説した。「ウクライナは砲弾と長射程兵器の不足に直面している」と指摘。「今、行動しなければプーチン(露大統領)は(世界を)破滅的なものにする」とし、欧米諸国に兵器の支援加速を求めた。

ゼレンスキー氏は演説で、露反体制派指導者、ナワリヌイ氏が死亡したとの発表を受け、「(プーチン氏は)汚職と暴力で権力を維持する凶悪犯だ」と述べて、「全ての自由国家に対する脅威だ」と強調した。

ドネツク州の激戦地アブデーフカから部隊を撤退させたことについては「兵士の命を守るために重要だった」と指摘。ウクライナの兵器不足がプーチン政権を「強化している」と懸念を示した。

ウクライナ支援に反対するトランプ前米大統領に関しては「もし彼が(ウクライナに)来るなら一緒に戦闘の最前線に行く準備ができている」などと語った。

ゼレンスキー氏は16日、ドイツ、フランス両国と安全保障協力に関する2国間協定を締結。ドイツは約11億ユーロ(約1800億円)、フランスは30億ユーロの追加の軍事支援も表明した。ゼレンスキー氏は17日、ハリス米副大統領らと会談し、さらなる支援強化を求める。

ハリス氏は16日、ミュンヘン安保会議で演説し、米国は「ウクライナとともにある」と強調。支援を継続する考えを示した。米国の北大西洋条約機構(NATO)への責任は「揺るがない」と断言。孤立主義は「米国を弱体化させる」とし米欧との結束を強調した。

安保会議では、各国の首脳らが18日までウクライナ支援やパレスチナ自治区ガザ情勢などを協議する。イタリアが先進7カ国(G7)の議長国となってから初のG7外相会合も17日に開かれた。》

サンクトペテルブルクの変態ナルシストプーチンは、まさに凶悪犯罪者。少なくとも、文明と自由な社会にとっては敵、害虫。

 

《ゼレンスキー氏、対ロシアで結束訴え…トランプ氏にはSNSではなく「真実の戦争を見て議論を」

 【ミュンヘン=蒔田一彦、パリ=梁田真樹子】ロシアの侵略を受けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は17日、ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議で演説した。「2024年はルールに基づく世界秩序を完全に回復させる年にならなければいけない」と述べ、ロシアのウクライナ侵略開始から24日で2年となるのを前に各国に結束維持を呼びかけた。

 各国の首脳や閣僚らが集まる同会議にゼレンスキー氏が対面出席するのは、ロシアの侵略後、初めてだ。ゼレンスキー氏は「これは全てのルールに対する戦争だ」とし、「今行動しなければ、プーチン(露大統領)は次の数年を他の国々にとっても破滅的なものにするだろう」と危機感を示した。「戦争がいつ終わるのかをウクライナに問うのではなく、なぜプーチンが戦争を続けることができるのか自問してほしい」と語り、対露圧力の強化を訴えた。

 米議会で野党・共和党がウクライナへの追加支援予算成立を阻んでいることについて司会者から質問されると、直接の非難は避けつつ、「我々は一つのチームとして取り組むべきだ。団結することでしか勝利できない」と述べた。今年の大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に対しては「ウクライナを訪れるならば、一緒に前線に行く用意がある」と話し、「SNSではなく真実の戦争」を見て議論するよう求めた。

 ゼレンスキー氏は前日の16日午後、パリを訪れてマクロン仏大統領と会談し、長期の安全保障協力に関する2国間協定を締結した。協定は昨年7月に先進7か国(G7)首脳が発表した共同宣言に基づくもので、締結国は英国、ドイツに続いて3か国目だ。フランスは今年中に30億ユーロ(約4800億円)の追加軍事支援の提供も表明した。》


トランプのクズ野郎は、ウクライナの前線に招待されてんだから、さっさとウクライナに行ってこいよ。脱税にセクハラに連邦犯罪の容疑者が。

 
【米NY州裁判所、トランプ氏側に530億円の支払い命令 民事詐欺訴訟

(CNN) 米ニューヨーク州の裁判所は16日、トランプ前米大統領が自らの不動産の価値を不当に水増しして利益を得ていたとして、3億5500万ドル(約530億円)の支払いを命じる判決を下した。

女性作家ジーン・キャロルさんへの名誉毀損(きそん)で8300万ドルの損害賠償を命じた評決と合わせ、トランプ氏はここ4週間で約4億3800万ドルの支払いを命じられたことになる。

今回の判決はトランプ氏に対する民事訴訟がいかに大きな打撃を与え、同氏のビジネス帝国を危機に陥れるかを浮き彫りにした。トランプ氏は刑事訴訟の公判4件にも直面しており、来月には最初の公判が始まる予定だ。

判事は詐欺や共謀、虚偽の財務諸表や事業記録の発行についてトランプ氏に責任があると認定し、今後3年間ニューヨーク州の企業で役員に就くことを禁じた。

トランプ氏一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の完全解体には踏み込まなかったものの、93ページの痛烈な意見書を提出。トランプ氏には反省の色が見られず、再び詐欺に及ぶ可能性が高いと断じた。

判事はトランプ氏や他の被告人について、「悔恨や反省のなさはほとんど病的な域に達している」と記している。

ニューヨーク州のジェームズ司法長官は判事に対し、トランプ氏らが財務諸表上で資産価値を水増しする詐欺スキームに長年関わっていたとして、3億7000万ドルの支払いを命じるよう求めていた。

判決の額はこれに非常に近いものだった。判事は被告らが詐欺により約1億6800万ドル分の利息を節約したと認定。トランプ氏と関係企業にこの分の支払いを命じた。

判事はトランプ氏が利息を支払う必要があるとの見方も示しており、最終的に求められる支払額は1億ドル増える可能性がある。

弁護チームは既に、トランプ氏を詐欺で有責と認めた略式判決について上訴している。今回の判決についても上訴する方針。】

こいつが巨額な裁判費用を、なにで補填するか、火を見るより明らかだと思うが。

 

【両足失った少女、マラソン挑戦 医療施設「不屈」でリハビリ―ウクライナ
時事通信社

 【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシアのミサイル攻撃で両足を失ったウクライナ人少女が、マラソン挑戦に向けて奮闘を続けている。義足の調整などのために通う西部リビウの医療・リハビリ施設には、戦争で手足を失った兵士や市民が多く集まる。障害を抱えながらも前を向く少女は、こうした人々に力を与えている。

 2022年4月、ロシア軍のミサイルが東部クラマトルスクの駅を直撃した。駅は避難列車の到着を待つ市民でごった返しており、約60人が死亡、100人以上が負傷した。

 「目の前が真っ暗になり、気が付いた時には両足から血が流れていた」。ヤナ・ステパネンコさん(12)はそう振り返る。両足の切断手術後、未来に希望を見いだせず、毎日泣いた時期もあった。だが、リビウでの約2カ月間のリハビリに耐え、義足を作るために渡米した。


リハビリ施設で運動するヤナ・ステパネンコさん(左)=13日、ウクライナ西部リビウ
 昨年夏、リビウに戻ったヤナさんはハーフマラソンへの参加を決めた。「走るための義足にまだ慣れなくて、石畳の道が怖かった」。結果は70メートル。それでも「走り終わった後は気持ちよかった」と笑顔を見せる。

 4月には米マサチューセッツ州で開かれるボストンマラソンに挑戦するつもりだ。目標は5キロに設定した。「まだ5キロを走ったことはないけど、毎日練習している」と話す。

 母ナタリアさん(45)は、2年弱の間に大きく成長した娘を頼もしげに見守る。「ヤナは意志が強くて、頑固。1日5分でよいと言われたリハビリを1時間以上やり続ける。本当に強くなった」

 前線から離れたリビウはこれまで、東・南部からの避難民500万人や負傷者3万人を受け入れており、医療施設の不足が深刻化している。市は海外から支援を受けつつ、ヤナさんが通ったリハビリ施設に学校や宿泊所、義足・義手の製作所などの増設を計画。「アンブロークン(不屈)」と名付けた一大医療拠点の整備を進めている。

 「『不屈』という名前はすごく好き」とヤナさん。将来の夢を尋ねると、少し困った表情を浮かべた。「夢はまだ分からないけど、戦争が終わり、(東部に住む)おばあちゃんに会いに行きたい」。】


『あなたは祖国のために死ねますか?』という自称保守なおばちゃんより、よほど祖国のために尽くしている少女。

ウクライナに勝利を。ウクライナ軍に栄光あれ。ウクライナに自由と正義と真の平和を。