【ウクライナに勝利を】ウクライナ軍、砲弾不足でロシスト砲兵部隊の集積を許す | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【ウクライナに勝利を】ウクライナ軍、砲弾不足でロシスト砲兵部隊の集積を許す

一時は、アウディーイウカ要塞内にロシスト軍の侵入を許し、陥落間近かと言われていたウクライナ軍だが、それ以降、ロシスト軍の猛攻によく耐えて、撃退を続けているウクライナ軍。だが、このまま砲弾不足が続けば、いずれアウディーイウカを放棄せざるを得なくなるのは目に見えている。


【砲弾不足のウクライナ、ロシアの大砲集積許す 集中砲撃で東部の町壊滅
David Axe

昨年12月下旬、ウクライナに対する米国の援助が底をつき、ウクライナの戦争努力向けにジョー・バイデン米大統領が議会に求めている610億ドル(約9兆円)の追加予算案の採決を米議会のロシア寄り共和党議員らが拒んだとき、この「背信」の影響を真っ先に受けることになったのはウクライナ軍の砲兵部隊だった。

ウクライナ軍が使う榴弾砲やロケットランチャー、そしてその弾薬の主要な供与国は米国だったからだ。

昨年の夏には、ウクライナ軍の砲兵部隊は砲弾の発射数でロシア軍に対して優勢とは言わないまでも互角だった。だが、現在はロシア側が5倍の差で圧倒している。具体的に言えば、ロシア軍は砲弾を1日に約1万発発射しているのに対して、ウクライナ側は約2000発程度にとどまっている。

その結果、ここへ来てロシア軍の砲兵部隊は調子づいているようだ。ウクライナ側から反撃される危険にわずらわされなくなったロシア軍の砲兵部隊は、前線の都市にあるウクライナ側の陣地に対して壊滅的な集中砲撃を加えるために、最大クラスの大砲や発射機を集積させるようになっている。

ウクライナの調査分析グループ、フロンテリジェンス・インサイトは、ロシアがウクライナで拡大して23カ月目になる戦争の1000km近くにおよぶ前線の衛星画像を分析し、こうした動向をつかんでいる。

「1月だけで敵軍の砲兵火力・兵力の集中を14以上記録した」とフロンテリジェンス・インサイトは報告している。「私たちの分析では、この復活はロシア軍の間で恐怖心が低下していることを示唆する。恐怖心の低下はウクライナ側で再燃した弾薬不足に促された可能性がある」

フロンテリジェンス・インサイトは一例として、ウクライナ東部ルハンスク州の接触線から約8km離れたリシチャンスク郊外で、大砲や車両のための掩体(えんたい)が20カ所近くあると指摘している。

1年前なら、ロシア軍は前線にこれほど近く、これほど狭いエリアに、これほど多くの重火器を屋外に集積する危険はまず冒さなかっただろう。そうすれば、ウクライナ軍の射程約25km弱のM777榴弾(りゅうだん)砲や、同90km強の高機動ロケット砲システム(HIMARS)によって粉砕される恐れがあったからだ。

だが、大砲やロケット砲の弾薬が減っているウクライナ軍は、防衛線の突破を図るロシア軍部隊やその車両を攻撃するという最も差し迫ったニーズのために、手持ちの砲弾やロケット弾を節約せざるを得なくなっている。

「残念ながら、こうした状況はロシア側に、よく知られたアプローチの実行を許す」とフロンテリジェンス・インサイトは説明する。「市街地を組織的に破壊し、防御不可能にする」というやり方だ。
最近、それが行われたのがドネツク州の都市マリンカだ。マリンカでは2年近くにわたって、ウクライナ軍の守備隊が持ちこたえていた。しかし、ウクライナ側の弾薬が枯渇してくると、ロシア軍の砲兵部隊が集結し、壊滅的な砲撃を行えるようになった。

昨年12月下旬、ロシア軍の大砲によって「街全体が組織的に破壊し尽くされ、構造物や住居の痕跡すらほとんど残らなかった」とフロンテリジェンス・インサイトは記している。

隠れる場所がなくなったウクライナ軍の守備隊は西へ退却し、ロシア側にプロパガンダ上の大きな勝利をもたらした。「執拗な砲撃によってマリンカは完全に消滅し、侵略者はのちに『解放』を主張した」とフロンテリジェンス・インサイトは書いている。

前線付近では、ウクライナ軍は大砲の不足を、爆発物を積んだ大量のFPV(1人称視点)ドローン(無人機)で補い、攻撃してくるロシア軍部隊に向かわせている。

だが、重量1kg弱で500gほどの擲弾を投下する一般的な無線操縦FPVドローンは、航続距離がせいぜい3km強しかない。「私たちの観察では、多くの大砲は前線から15〜24km離れた場所に配備されており、大半の小型FPVが実際の運用で到達できる範囲の外にある」とフロンテリジェンス・インサイトは述べている。

米国が昨年初めに供与を表明し、ウクライナに間もなく届く新型ロケット弾GLSDB(地上発射型小直径爆弾)は、ロシア軍の火力優位を揺さぶるかもしれない。GPS(全地球測位システム)で誘導される滑空爆弾であるGLSDBは射程が150kmある。

とはいえ、ウクライナがどのくらいの数のGLSDBを取得できるのかや、それをどのように配備するのかは不明だ。フロンテリジェンス・インサイトは「GLSDBの導入は重要な転換点になる可能性がある」としながらも「とくにこの兵器が大規模な通常戦で試されたことがない点を踏まえると、断定的な結論を導くのは時期尚早だ」と付け加えている。

ウクライナ側が砲弾発射数の均衡を取り戻し、さらなる都市の壊滅を防ぎ、ロシア軍の砲兵の増長を逆手に取る最も確実な方法は、最も自明な方法でもある。どうにかして、榴弾砲の砲弾やロケットランチャーのロケット弾をもっと多く入手することだ。

ただ、米国を当てにしてはならない。バイデンは、米国で余剰になった兵器を議会の承認を得ずに他国に譲渡できる広範な権限をもつが、その権限の対象が弾薬にもおよぶのかは定かでない。

(forbes.com 原文)】

アメリカ連邦議会上院は、バイデン民主党が大幅譲歩して、なんとかウクライナ支援予算を含む緊急予算案を可決したのに、屑野郎のトランプを信奉する親ロシストの下院共和党議員達は、この予算案を潰すと公言し、尚ウクライナ支援は不透明。しかも、ゼレンスキー大統領がザルジニー総司令を解任するという。ザルジニー総司令は、軍からも国民からも圧倒的な人気がある人物。ブダノフ氏やシルスキー氏は、ザルジニー総司令の代わりにならないのは明白なのに、一体どうするつもりなのか。
 


【ゼレンスキー大統領 軍トップの解任検討認める「勝利のため全員が同じ方向を」

ウクライナのゼレンスキー大統領はイタリアメディアの取材に対し、軍のトップである総司令官の解任を検討していることを認めました。

ゼレンスキー大統領は4日に公開されたイタリアメディアのインタビューで、軍のザルジニー総司令官の解任が取り沙汰されていることについて問われ、「リセットと新たな出発が必要だ」と述べ、解任を検討していることを認めました。

また、ゼレンスキー大統領は「勝利のためには全員が同じ方向を向いて進む必要がある」として、軍だけでなく複数の政権幹部の解任を検討していることも明らかにしています。

ザルジニー氏は国民からの人気が高く、解任されれば混乱も予想されます。

こうした中、ゼレンスキー大統領は5日、戒厳令と総動員令を90日間延長する法案を最高会議に提出しました。

ウクライナでは、来月には大統領選挙の投票が行われる予定でしたが、法案が承認され、戒厳令が延長されれば、選挙も行われない見通しです。 】

ゼレンスキー大統領には、ザルジニー総司令となんとか和解してほしい。この解任は間違いとしか思えない。

【戦争の設計が変わった、ウクライナ軍総司令官が寄稿

(CNN) 第2次世界大戦が終わって80年近くたつ。それでも、戦争の戦略観を定義づけるレガシー(遺産)は今日まで続いている。

航空、ミサイル技術、宇宙基盤の資産などでめざましい進展があった一方、勝利の概念は変わっていない。敵を壊滅させ、領土を確保または解放することだ。

それでも、それぞれの戦争には独自性がある。

そして軍司令官にとって、各戦争がどう形成されるか、その違いを早めに理解することほど難しい課題はない。それが私の見解だ。

その一つ目の要因は、技術の進歩だ。それは兵器や装備の発展を決定づけるものとなる。

二つ目は国内外の政治状況と経済環境だ。

勝利は独自性のある戦略を必要とし、独自性のある論理に従って実現する。

この戦争の中心的な推進力となってきたのは、無人兵器システムの発展であることは周知のとおりだ。

こうしたシステムは息をのむペースで増え、その適用範囲はさらに広がりを見せている。

極めて重要なのは、こうした無人システム――ドローンを含む――や他のタイプの先進兵器が、ウクライナが陣地戦に引きずり込まれるのを回避するために最良の方法を提供しているという点だ。陣地戦で我々に優位性はない。

こうした技術の習熟は重要である一方、それだけが現在の戦略に影響を与えているわけではない。

我々は重要なパートナー国からの軍事支援の縮小と戦わなければならない。こうした国々は内政に緊張を抱える状態にある。

我々のパートナー国のミサイルや防空迎撃兵器、大砲の弾薬の備蓄は尽きつつある。ウクライナでの激しい戦闘行為が原因だが、世界的な推進装薬の不足も要因となっている。

ロシアは中東情勢の展開が国際社会の注意をそらしていると気づいていて、他の場所でもさらなる紛争を引き起こそうとするかもしれない。

国際社会が科した制裁の枠組みが弱いため、ロシアは一定の国との協力関係を維持しながら、我々に消耗戦を仕掛けるための軍産複合体を展開することが依然可能な状態にある。

我々は、敵が人的資源の動員で極めて有利なことを認識しなければならない。ウクライナの国家機構が不人気な手段を使わずに、軍の人員レベルを引き上げることができない状況とは対照的であり、我々はこの点も認識する必要がある。

最後に、我々は自国の規制枠組みの欠陥と、防衛産業の部分的な独占状態で、身動きがとれなくなっている。こうした状況が弾薬などの生産のボトルネックを生み、供給面でパートナー国への依存度をさらに高める要因となっている。

我々の戦闘経験、特に2022年以降のものは他にはない唯一のものだが、それでも勝利に向けて常に新しい方法、新しい能力を探さなければならない。それが敵に対する優位性を確保する上で手助けとなる。

恐らく、現時点で最も優先度が高いのは(比較的)安価で、高い効果を発揮する最新の無人機や他の技術的手段といった兵器全般の習熟だ。

既にそうした資産のおかげで、司令官は戦場の状況をリアルタイムに、昼夜や天候を問わず監視できる状況となっている。

だが、それだけではない。

そうした資産はリアルタイムの諜報(ちょうほう)も可能にしている。これにより24時間、絶え間なく砲撃の調整ができ、標的の敵が前線にいても奥地にいても、精密に攻撃できるようになる。

要するに、これは戦場における作戦の大規模な再設計にほかならない。同時に、時代遅れの型にはまった思考を捨て去ることも意味する。

新しい作戦にはデジタル分野での創造性、電磁環境の管理、攻撃用ドローンとサイバー資産の統合運用が含まれるかもしれない。

そうした作戦は単一の概念や計画のもと、連携して実行される。

重要な点として、目標は焦点となっている戦闘だけとは限らない。

敵の経済力を減退させたり、孤立や疲弊させることも目標となり得る。

攻撃作戦には心理的な目標が含まれることもある。

ただ、そうした点を踏まえたとしても、しばらくの間は戦場の状況の改善が優先項目であり続けるだろう。

そしてそこでは、技術が伝統に対して疑いようのない優位性を誇ることになる。

こうした資産の遠隔制御は、危険な状況に置かれる兵士を減らし、人的損失のレベルを下げることにつながる。

戦闘任務における重い資材への依存度も減らし(完全にはなくならないが)、全体的な戦闘行為の実行を減らす機会ももたらす。

さらに、重要なインフラ施設や通信拠点に対し、高価なミサイルや有人航空機を使うことなく大規模な奇襲攻撃を仕掛けられる可能性も開く。

さらなる利点については、時間がたつにつれ明らかになるだろう。ただ、当然ながら敵もそうした作戦から身を守り、主導権を回復する方法を常に模索している。

従って、防衛システムも常に改善が必要となる。敵による新技術の利用を想定した対抗手段も同様だ。

我々の軍が抱える課題を甘く見ることはできない。

それは技術的な再武装を実現する、完全に新しい国家システムの創造だ。

現時点でのあらゆる事項を考慮すると、そうしたシステムの構築は5カ月でできると我々は考えている。

我々のパートナーも同意見だ。

この期間は、適切な組織構造の構築、陣地への補充と装備支給、訓練と支援の実施、支援インフラと兵たんの構築、軍事ドクトリン(基本原則)の枠組みの開発に使われる。

結論として、2024年、我々は三つの分野に注力する。

我々の軍にハイテク資産を供給するシステムを作ること。

資産の制約やその展開方法を念頭に入れた、訓練や戦争行為に対する新しい考え方の導入。

新しい戦闘能力の可能な限り早い習熟。

我々は敵を排除し、国家としての存立を確保するための能力を既に持っている。

我々の目標はチャンスをつかむことに置く必要がある。最新の戦闘能力を最大限に積み上げ、より少ない資源で敵に最大の被害を与えることだ。それが侵略を止め、ウクライナを将来も侵略から守ることにつながる。】


冷静で、現実的合理的で柔軟な思考ができるザルジニー総司令の他に人材はいないでしょ。



 【「ロシア連邦のウクライナに栄光あれ、と言いなさい」 “連れ去り”被害のウクライナの子どもが証言

ロシアによる“子ども連れ去り”問題の解決を求める会議がラトビアで開かれ、ウクライナに帰国した子どもたちが自身の体験を語りました。

記者
「会議にはこの問題に取り組んでいるゼレンスキー大統領のオレナ夫人も参加しています」

“子ども連れ去り”問題の解決を求める会議は1日までの2日間、ラトビアの首都リガで開かれ、NGOの協力などでなんとか帰国を果たした子どもたちが壇上にあがり、自らの体験を語りました。

マリウポリ出身 イリヤ君(11)
「(入院先の)医者から『ウクライナに栄光あれ』ではなく、『ロシア連邦のウクライナに栄光あれ』と言いなさい、と言われました」

ハルキウ出身 ベロニカさん(14)
「(ロシアにいる子どもたちに)『世界に助けを求めて』と伝えたいです。きっと助かる道が開けるから」

ウクライナ政府によりますと、侵攻開始後、ロシア側に連れて行かれた子どもの数はおよそ2万人で、このうち帰国したのは2%に満たない388人にとどまっています。 】

人拐い人身売買児童虐待大好きなナチスロシア。調子に乗り始めた変態ナルシストの戦犯プーチンが、「ウクライナは降伏しろ」なんてほざいているが、殺人鬼の外道のお前が降伏するんだよ。はやく惨めに○ね。

ウクライナに勝利を。ウクライナ軍に栄光あれ。ウクライナに自由と正義と真の平和を。