【ウクライナに栄光あれ】戦争長期化は、ウクライナにも歪みを生じてさせている | 疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う

【ウクライナに栄光あれ】戦争長期化は、ウクライナにも歪みを生じてさせている

いますぐウクライナ軍崩壊という事態にはならないものの、前線と、比較的日常が保たれている地域とのこうした温度差は、強行的高圧的な動員に繋がり、人々の反感と離反を招きかねない。だからこそ、ウクライナには、人々を鼓舞する新たな軍事的勝利が必要。





【ウクライナ軍、動員の必要性があるもの人々の熱意が冷めつつある

ウクライナ軍南部司令部が管轄するオデーサ市内で「動員対象者を力ずくで連行した余波」が続いており、現地メディアの取材に応じた南部司令部のナタリア・グメニュク報道官は「動員の必要性があるもの人々の熱意が冷めつつある」と述べた。

求心力を維持するには1日でも早く反撃を開始して戦果を提示するか、戦意を高揚させるようなプロパガンダが必要なのだろう
オデーサ市内のプリヴォス市場付近で軍の採用官は動員対象者の腕や足を掴んで入隊事務所に力ずくで連行しようとしたが、この過程で「採用官は動員対象者に暴行を加えた」と現地メディアと報じており、南部司令部も「オデーサで起こったことは事実で正式な調査が行われており、この地区の採用責任者は懲戒処分を受けた。動員対象者への通知に関わる軍人に弁護士や心理士を交えた追加研修を実施している」と発表した。

このような問題は度々Telegram上でも報告されており、軍の採用官が無理やり家から動員対象者を連れ去ろうとして母親が抵抗する様子なども流失済みで、動員を逃れるため国境を無断で越えようとして拘束されたというニュースはもはやウクライナの日常だ。

この問題について現地メディアの取材に応じた南部司令部のナタリア・グメニュク報道官は「敵と戦う前線部隊に休息を与えるためにはローテーションを行う必要があり、新たな動員が必要とされているものの動員対象者の間で(ロシア軍との戦いに参加するという)熱意が冷めつつある」と述べて注目を集めている。 】



相変わらず、仲間の屍を踏み越えひたすら前進と突撃を繰り返しながら、死傷者を量産するロシアファシスト軍。


【ウクライナ東部でロシア軍に「極めて重大な」損失=大統領

[19日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、同国軍が東部ドンバス地域のウグレダル付近でロシア軍に「極めて重大な」損失を与えていると述べた。

 2月19日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国軍が東部ドンバス地域のウグレダル付近でロシア軍に「極めて重大な」損失を与えていると述べた。写真はキーウで15日撮影(2023年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
ビデオ演説で「状況は非常に複雑だ。われわれは戦い、侵略者を打ち破り、ロシアに極めて重大な損失を与えている」と語った。

ゼレンスキー氏は数カ月前から戦闘が集中しているドンバス地域の複数の町に言及し、「ロシアがドンバスのバフムト、ウグレダル、マリンカ、クレミンナでより多くの損失を被るほど、より早くこの戦争をウクライナの勝利で終わらせることができるだろう」と述べた。

ゼレンスキー氏は軍司令部の拡大会議を開催したとし、他の地域の防衛状況についても説明。

黒海のオデーサ(オデッサ)港付近は統制下にあり、ロシア軍が一部支配しているザポロジエではウクライナ軍が中心部を「保護している」と述べた。

また、ロシアとその同盟国であるベラルーシと接する北部国境では「非常に良い結果」が出ているとした。ウクライナ軍は昨年9月と10月にこの地域の複数都市をロシア軍から奪還した。】

 
ロシアファシスト達の、信じられないほどの知性と教養の乏しさ、善性が欠落しきった人間性から連想すれば、どんな犯罪をやらかしても不思議はない。

 
【米「ロシア軍、ウクライナで4歳児に性的暴行」…露「悪魔化しようとする主張」

米国がウクライナでロシアの「人道的犯罪」を指摘すると、ロシアも鋭い反応を示して反発した。

カマラ・ハリス米副大統領は18日(現地時間)、安保分野の年次国際会議であるミュンヘン安全保障会議(MSC)の演説で、「米国はロシアが(ウクライナで)人道的犯罪を犯したと公式結論付けた」と明らかにした。

ハリス副大統領は同日の演説で、ロシア軍にレイプを受けたというウクライナの4歳児、産婦人科でロシア軍の攻撃を受けて死亡した妊婦、ウクライナ・ブチャの住民に対する無差別虐殺の疑惑などを取り上げ、「野蛮で非人間的」と攻勢の度合いを高めた。

ハリス副大統領は自身の法曹人経歴を強調し「事実関係を確認し、その事実が法に抵触するかを確認することがどれほど重要かを自ら知っている」として「ロシアのこのような行為に対して証拠を検討した。このような行為が人道に反する犯罪だということに疑いの余地はない」と強調した。

ハリス副大統領の演説文を公開した米ホワイトハウスは、この部分で聴衆の拍手が起こったと伝えた。

反人道犯罪は民間人を対象に広範にわたり体系的な攻撃を加える行為を意味する。大量虐殺、レイプ、拷問、殺人、強制移住などが反人道犯罪の代表的事例として取り上げられている。責任者は常設戦争犯罪裁判所である国際刑事裁判所(ICC)で処罰される。

このような発言が出ると、ロシアはこのような発言が「ロシアを悪魔化するための発言」として直ちに怒りをぶつけた。

アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使はこの日、テレグラムで「ロシアを相手にハイブリッド戦争が繰り広げられる中、そのような発言は冷笑的な面で前例がない。ロシアを悪魔化するためだ」と反発した。ハイブリッド戦争は、従来の武力衝突だけでなく、政治的手段まで一緒に活用した戦争方式を意味する。

アントノフ大使は米国が最近ウクライナに相次いで兵器を支援する事実に言及し、「米国が現在ウクライナ戦争をあおっている自国の行動を正当化するためにこのような主張をしたのは疑いの余地がない」と述べた。

ロシア軍がウクライナで反人道犯罪を犯したという主張は、昨年2月24日のロシアのウクライナ侵攻以来、提起されてきた。ロシア政府はこのような疑惑を全面的に否定している。 】


ロシアファシスト共の残忍残虐性は否定しようがない事実。


【ロシア、核の脅しで揺さぶり 原発占拠し「武器化」―ウクライナで惨事の恐れ
時事通信社

 【ベルリン時事】ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領は核兵器の使用を示唆し、ウクライナを支援する欧米を揺さぶっている。ロシア軍が占領するウクライナ南部のザポロジエ原発も核惨事の危険を抱える。核保有国による露骨な脅しに打てる手は乏しく、国際社会は新たな課題に直面している。

 「われわれには対抗手段がある」。プーチン氏は2日、欧米の主力戦車供与に反発し、核の使用をちらつかせた。昨年10月には放射性物質をまき散らす爆弾を「(使う)必要はない」と発言しており、威嚇による緊張とそれを緩和する発言を繰り返している。

 侵攻開始から半年間の核攻撃を巡る言動を詳細に分析したドイツのシンクタンク、国際安全保障研究所(SWP)の研究者らは「ロシアの脅し文句は、欧米の介入を抑制するために慎重に調整されている」と解析、攻撃実行の可能性は低いと結論付けた。識者の間では、核の使用は軍事的な成果が乏しく、放射能汚染の問題や外交的な孤立が極まる恐れがあるとして、合理的ではないというのが通説だ。

 一方、元英外交官のティム・ウィルシー・ウィルゼイ氏は、ウクライナ側がすさまじい勢いで進軍し始め、ロシア内政が制御不能に陥れば「最後の手段として核装置の起動が選択肢になり得る」と推測する。1986年のチェルノブイリ原発事故の記憶が今も強く残るドイツは核に敏感だ。国民は「何よりも放射能を恐れている」(外交筋)とされ、こうした世論はドイツの兵器供与の遅れの背景としても指摘されている。

 ザポロジエ原発はウクライナ南部の前線に位置する。国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は「爆発や砲撃が核惨事の恐れを高めている」と警告。戦闘が及ばないよう「安全・保護区域」の設定を呼び掛けている。

 しかし、ロシア軍は電力不足や核事故の脅しがウクライナに対する「武器」になると考え、侵攻当初から原発を狙ってきた。ロシアの原発占拠が既成事実化することをウクライナは恐れる。仲介するグロッシ氏は今月9、10両日もロシア入りして協議したが、事態が改善する兆しはない。

 欧米は必要な限りウクライナへの兵器支援を強化する構えだ。戦闘の激化と、ロシアの威嚇の中で、核惨事の危険がくすぶっている。 】


地球で共存不可能な国家筆頭。それがロシア。1日でもはやく戦争を終わらせるには、ウクライナが望む兵器を速やかに供与する以外の選択肢はない。

ウクライナに栄光あれ。ウクライナに自由と勝利と平和を。