コンサルタントとの有意義な会話 | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

なかなか有意義な話がしにくいのがコンサルタントです。仕事がら話すのは得意と思いますが、核心をついた話はどうもしにくいのです。25歳で独立してからも、神戸での修行時に縁のあったコンサルタントと、長い付き合いをしてきました。


東京の先生でしたが大分まで来ていただき指導を受けていました。もう40年以上前の話なので、何ヶ月置きかも忘れたくらいです(笑)。途中で結婚式の仲人までしてもらうくらいに、関係性は深くなり指導も受け続けました。


コンサルタントといってもタイプはいろいろです。当時から有名だった船井総研から、個人のコンサルタントまで幅は広いです。わたしがお世話になった先生は完全に個人コンサルタントで、元は美容材料の全国卸をする行商人でした。


その先生の紹介で他の行商人の紹介も受けました。そんなに安くはない行商人からなぜ商品を買うのかです。商品は水物ではなく小物関係が多かったです。買う理由としては全国の様々な情報をくれるからです。それがなければ買いません。


商品の話よりもそちらの話がメインでした。かなり経営の中の話まで知っていました。しかしこれは一石二鳥で、仕事のついでに情報収集もできていたのです。他県の話ですから別に情報を流しても問題はありません。


それがコンサルタントのような役目にもなっていたのです。わたしがお世話になった先生は、そこから行商人は辞め完全にコンサルタントとして独立した方でした。現在のコンサルタントとはかなり違うと思います。


今はもう縁はありませんが90歳前後にはなっているはずです。そしてその先生からコンサルタントとはどういう役目なのかを、あとになって知ることになりました。わたしものめり込んだ時期もあり、それが今になって生きています。


時を戻そう。最近は経営コンサルタントというよりも、地方創生コンサルタントの方々との縁が多いです。行政がらみのコンサルタントになりますから、かなり関係性は違います。自社のためではなく地域のためのコンサルタントになります。


しかしなかなか話が通じないケースが多いのも確かです。行政がワンクッション入ると、なかなかわたしらの意見が通りません。本当は市民のためのコンサルタントのはずですが、どうしても発注者の行政を気にします。


それも仕方ないと諦めていましたが、昨日お話したコンサルタントは少し違いました。オンラインで1時間ほど話しましたが、かなりの一致点はありました。これからどういう展開になるかはわかりませんが、少し先が明るくなりました。


1時間ではまだまだ話し足りませんでしたが、これからの展開次第では良い流れになりそうです。久々に話したいことが話せました。やはり動いてみるものですね。ではまた明日。