パリパラの車いすテニスの小田凱人選手、逆転金メダルという素晴らしい結果で終えました。国枝選手のときも決勝戦はテレビ中継がなかったと思います。しかし今回は小田凱人選手の熱いアピールで急遽テレビ中継が決まりました。
そして金メダルです。出来過ぎのようなストーリーですが、これはドラマではなく現実です。まだ18歳です。とてもそうは見えませんが、おそらく年齢の倍近くの人生は歩んで来たと思います。そして今も病気と闘いながらの選手生活です。
ある意味国枝選手とは真逆のタイプです。しかし国枝選手がいなければ小田選手もなかったと思います。小田選手には小田選手のスタイルがあり、国枝さんのコピーではないのです。年齢層でも好むタイプは違うでしょう。
しかし同じような人ばかりでも困ります。それでは発展もないでしょう。小田選手には数多くのプレッシャーはあったと思いますが、それを力に変えられたから金メダルを取れたのです。重圧が嫌であれば高望みはしないことですね。
わたしも今、スポーツとは違ったプレッシャーを感じています。重圧を力に変えた小田凱人選手を見習いたいです。表面的な陰陽は関係なく、内面は間違いなく燃えています。そしてそれを維持する強いメンタルの勝負になると思います。
わたしの弱点はメンタルです、要は小心者ということです。小心者なのにいろいろやりたがるから困るのです。今回の事業もまちを変えるような大きな話になるのですが、これも結局は自分を変えたい、育てたいからしているだけです。
そこの基本だけはずっと同じで69年間走り続けてきました、これからも四苦八苦しながらもやり続けて死ぬでしょう。ゴールは決まっていませんがあるのは確実です。
「人生とはゴールが動くマラソン」、名言がひとつできました(笑) ではまた明日。