バスケの3Pシュートとメンタル | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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3Pシュートと書いても、スリーポイントシュートと読んでもらえるようになりました。アメリカのNBAでも3Pシュートが打てなければ通用しません。それも身長に関係なくです。フランスの224cmの超長身選手でも3Pシュートが得意でした。


そんな長身選手はゴール下で楽にシュートすればと思うのですが、今はそんな時代ではないようです。やはり2点より3点のほうが1点多いのです(笑) その代わりに入る確率は当然低くなりますが、それでも打つのです。


日本選手は低身長の1位と2位がいます。1位が富樫勇樹選手の167cmで、2位が河村勇輝選手の172cmです。そしてどちらも3Pシュートは得意です。低身長選手でもアシストだけではやはり難しいのです。その成果が現れたのがフランス戦でした。


日本のエースガードである河村勇輝選手は、29得点7リバウンド6アシストの大活躍でチームをけん引しました。これは2000年代のオリンピックにおいて史上4人目となる、25得点5リバウンド5アシストを達成した選手となりました。


また3Pシュートはファールをもらえば、4点シュートにもなる可能性があります。しかし、それで勝っていたフランス戦を落とすことにもなったのです。これは明らかな誤審で、SNS上にもその証拠写真が出回っています。


しかし当事者の河村勇輝選手はそれを批判することもなく、ファールに見せた相手選手の技術を認めていました。サッカーなどではフェイクプレーにはイエローカードが出たりもしますが、今回は審判がそのフェイクにだまされたのです。


しかしそれも相手選手の技術と清く認め、責任をすべて受け止めたようなコメントをしていました。おそらく本日のブラジル戦ではその鬱憤を晴らしてくれるでしょう。もうすでに河村勇輝選手はパリ五輪での注目選手になっています。


ここまでのレベルになると、単に速いや上手いを超えた何かが必要と思います。それこそ他の選手が持っていない「何か」が必要です。一つはメンタルだと思います。3Pシュートはとくにメンタルが大きいです。


現在はほとんど試合にでていない富永啓生選手などは、3Pシュートのスペシャリストです。練習であれば90%以上は入ります。試合では40%を超えるとすごいといわれます。そんな富永啓生選手でも、このレベルの試合になるとなかなか打てなくなります。


そして前半と終盤ではまた入る確率も変わります。それでも落ちても落ちても打ち続けるのが3Pシューターなのです。本日のブラジル戦は勝っても、得点差は20点近くは必要な気がします。あとの2つグループの3位は得失点差が少ないからです。


ブラジル戦は最後まで点を取りまくってほしいです。日本チームは急激に強くなっていますが、先ほどのもう一つの「何か」ですが、アシストなどは瞬時の判断力や意外性だと思います。それを総じてわたしは感性と思っています。


感受性と感性はまた違います。感受性も重要ですがそれを最後に決めるのが感性、わたしは勝手にそう解釈しています(笑) 強いメンタルと類まれな感性で河村勇輝選手は出来上がっていると感じます、


今晩は世紀の大一番になりそうです。勝つだけでなく得点差、もしも負けたらなんてまったく思っていません。控え選手でも活躍しだした日本チーム、良い流れは来ています。最後まで打ち続けろー❗️ではまた明日。