電通で働いていた親友 | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

一昨日の同窓会が終わり、昨日は兵庫県から帰省していた親友と2人で話をしました。それも8時間以上は話をしました。わたしの人生でも、これだけ長く同じ人と話した経験はありません。同窓会は二次会も含め4時間近くはありました。

しかし、それぞれと話すので同じ人とは30分くらいしか話せてません。ですから、同窓会10回分以上の話をしたことにもなります。共育塾でも2時間くらいは密な話をしますが、その4倍以上を2人で話し込んだことになります。

途中から前日二次会に行った店のオーナーも参加しました。お礼だけを言うつもりで店に顔を出し、そのままはまって3時間以上はいました。とにかく内容が濃い話なので飽きないのです。その話の途中で、親友がとんでもないことを言いだしたのです。

松下幸之助さんと本田宗一郎さんに、個人的に直接会ったことがあるというのです。それが簡単には信じられず、そこからヒートマップしたのは確かです。改めて思いましたが、同級生とも45年間くらいのブランクがありました。

その間の話は2人だけで話しても、1日かかってもまったく不思議はなかったのです。わたしとは対照的な人生でした。いろんな職業を経験し外国にもよく行き、あの電通でも働きわたしよりは遥かにスケールの大きな人生でした。

わたしは逆にある時期から篭の鳥のような人生になりました。ですからまだまだやりたいことがあるのです。しかし彼はもうやりたいこともないと言います。今は釣りをするのが一番楽しいらしいです。彼は小学生からの一番の親友です。

それを再確認した気もしました。何のギャップも感じずに話ができます。まだまだこの関係は深くなりそうです。人生の終盤が少し楽しみになってきました。途中でお昼も食べずに熱中した集中対話でした。

わたしは彼の彼の釣り糸にかかった魚のようになりました。魚のほうが食い付いて離さなかったようなものです。家に帰ってからはすぐに眠りにつきました。心地よい疲れでした。ではまた明日。