吉野鶏めしの誕生秘話 (2) | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

吉野鶏めし定食を食べてきました。それも早朝10時からです。通常は11時開店が普通でしょうが、なぜか10時から始まっていました。土日祝日限定だけなので、その分早めにしてるのかも知れません。結構ファンが多いようで盛況です。


田舎人が田舎めしを食べてもと思うのですが、やはり高齢者が作るご飯やおかずは何となく違います。残念ながら創業者の帆足キヨさんにはお会いすることができませんでした。ブログの書く内容が、間違っていては困るので確認でもありました。


すると天の助けか、側近の方がわざわざ出てきてくれました。この方は帆足さんからいつも話を聞いていて、わたしの記憶が間違いでないことを証明してくれました。こんな嬉しいことはありません。行動して良かったとつくづく思いました。


今回帆足キヨさんがGXに載るようになったのは、わたしが新聞社に推薦をしたからです。それも2ヶ月くらい前です。なぜ推薦をしたかですが、当時の大分市市長とのやり取りからです。市長は帆足さんに補助金の活用を勧めたそうです。


そこでの帆足さんの対応が良かったのです。安易に補助金には頼ろうとしませんでした。そんなことを思っては悪いですが、市長からの推薦ですから補助金も受け易かったでしょう。しかし、そこをキッパリと断ったのはすごいです。


その代わりに鶏めしをたくさん食べてくださいとお願いしました。市長も当然その意気を感じ、食べることで協力を惜しみませんでした。補助金に頼らないことを選んだからこそ、全国的に広がる会社になれたのだと確信します。


また吉野地区に雇用の場がないこともありました、とくにシングルの方などには、なかなか働きやすい職場がなかったのです。それでほぼ全員が女性の、吉野食品株式会社ができたという経緯もあります。利益よりも地域貢献が先でした。


しかし先ほどの補助金拒否の件は、新聞には載りませんでした。わたし的には一番の肝だったのですが、わたしの記憶違いかとも思い確認に行ったのでした。そこの部分を話されたかはわかりませんが、今の経営者には一番聞かせたいです。


最近は会社のそばに「鶏めし自動販売機」も設置をしていました。最近の様々な自動販売機ブームに乗ったのでしょうか。これも好評のようです。しかし場所的には辺鄙な所でと思ったのですが、会社の横であれば補充には最適な場所に違いありません。


みなさんもぜひ土日祝日限定ですが、吉野の鶏めし定食を食べてみてください。美味しいですよ。吉野の鶏めしにいろいろと教えられた和ダンボでした。ではまた明日。