キング内村航平、ぜひ国民栄誉賞を! | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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昨日の福岡での体操世界選手権、久々にワクワクして見ました。内村航平選手です。もう最後かなの思いもありながら、絶対見逃すことはできませんでした。体操で五輪2連覇、世界選手権6連覇の大偉業を持ち、国民栄誉賞を期待する声も多かったのです。


今回の東京五輪で金メダルを取れば、おそらくその声は実現したかも知れません。今回の世界選手権は大歓声の中で結果は6位でした。あれっと思った人もいたでしょうが、わたしも一瞬そう思いました。しかし内村選手からはガッツポーズと、笑顔が溢れていました。


あの吸い付くような着地、あれが見れただけでも大満足です。他の選手にはできなかったあの着地、内村選手もインタビューで最高と認めていました。やりきった感のあるガッツポーズ、もうこのチャンスしか受賞のタイミングはありません。東京五輪では選手代表としても立ちました。


あげない理由がわからないくらいです。内村選手は普段のしぐさや対応に、魅力を感じている人も少なくないはずです。名前の通り内に秘めた闘志がすごいのです。キングと呼ばれてもまったく上から目線でもなく、後ろ姿で後輩たちを育てました。


内村選手が着地を決めた後あとの、橋本選手の喜びかたでよくわかりました。先輩とはいえ個人戦でのライバルに対して、ここまで喜ぶでしょうか。こんな人に国民栄誉賞をあげなくてどうしますか。実績と貢献度は問題なく、あとはタイミングだけです。


今は選挙戦中で難しいかも知れませんが、終わればすぐにでも実行して欲しいです。鉄棒から落ちた瞬間の地獄から、よくここまではい上がったと思います。体操界初の快挙でもあります。内村航平選手はある意味理想のリーダーかも知れません。


あのお母さんからどうしてこんな人が生まれたのか、これも興味深いところです。プライベートでも話題になったこともありましたが、そこも動じずに演技を続けました。常に自然体なのですね。そんな人間的にも素晴らしい内村航平選手、ぜひ国民栄誉賞をあげて欲しいですね。


あの思いの詰まった着地、何度見ても感動します。なんとなく引退しそうな気もしますが、これからもずっと気になる人ではあります。今日は休みですがまだ興奮してます(笑)。ではまた明日。