不登校とゲームの関係 | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

子供が不登校になって多くの親が悩むのが、多くはゲームに対する対処法です。親の会でもまずはゲームのことが話題になります。かなり割りきって対処しているケースもありますが、ゲームをさせる時間などで悩むのが普通ではあります。

しかし問題は不登校であって、ゲームが主役ではありません。ゲームは脇役です。脇役にばかり神経を使うと、本末転倒になります。ステイホームでずっと家にいると、問題が起きることと同じです。

不登校になったからゲームをしている訳で、ゲームをしたいために不登校をしている訳ではありません。ここはわかっていてもつい感情的になりやすい部分です。完全に依存性になった場合は、病院に行くことも必要ですが、ほとんどはそこまではないと思います。

逆にゲームをまったくさせず、何もせずにボーッとしている方が、何だか心配になります。まだゲームでもやっている方が、安心しませんかね。「ゲームをやりたくての不登校は絶対ない!」と、ゲーム大好きの若者から聞いたことがあります。

ゲーム問題は不登校に関係なく、そして大人子どもにも関係なく、家庭内で問題になるときがよくあります。不登校問題が幹であれば、ゲーム問題は何本もある枝の中の、一本の枝くらいのものです。

ここではゲームに対する親子の会話が必要ですが、 その会話ができてるかどうかです。当然少しはしてるでしょうが、お互いが納得できる会話は難しいかもしれません。不登校の理由さえも、うまく聞けないときが多いくらいですから。

確かにゲーム依存性もありますので、心配であれば専門家には相談すべきです。そして子どもさんへの唯一の対処法は、あまり言わないことです。まあ少しは言っても、無理にはやめさせないことです。

本人の意思でやめるのを待つことが、一番の得策のように感じます。ゲームをしながらも、やはり学校のことも気にはなっているはずです。そしてどんな好きなことでも、ずっとやっているといつかは飽きがきます。そうならない場合は、本当に好きで仕事にしても良いかもしれません。

最終的にはやはり親子の会話が必要です。このときは親の方が準備は必要です。きちんと冷静に話を聞いて、対等な感じになれなければ上手くいきにくいと思います。どんな場面でも正しいコミュニケーションは、本当は難しいものです。

話し合ってもわかり合えなかったら、コミュニケーションが上手く取れてないとなります。この能力はやはり親がまず身につけるべきです。仕事上でいえば上司です。能力を発揮する前に、技術(知識)を身につけることも必要です。人生はどこまでいっても学習が続きますね。