右よりからは「防衛装備品見本市」、左よりからは「武器見本市」 | 臨床美容師のつぶやき(豊後大野市共育塾)

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いくら良い言葉を並べても、お金がからむと真実が見えない。こころを商品化する社会にも同じ不安を感じる。そんなこころの悩みを和ダンボがつぶやきます。豊後大野市共育塾(場所ココミオ)では、そんな問題をみんなで語り合っています。お問い合わせは美容室WAKOまで。

幕張メッセで「防衛装備品見本市」が行われたと、NHKニュースで報道されました。しかし民放のある局によると、これは「装備品見本市」でなく「武器見本市」だとの見方もありました。この見方の違いは政治的な右と左との違いであり、いまさら驚くことではありません。
 
わたしは中心主義ですが、自民党の安倍総理が完全な右よりですから、こうなることは想定済みという専門家も多いです。ただし国民はこれを想定して、国政選挙で投票を行ったのでしょうか。ちなみに「中心主義」とは、極右であった中村天風さんからの教えです。
 
『日本の中小企業を中心とした高い技術力にも関心が寄せられ、専門家は、「海外のバイヤーにとっては、これまで輸出できなかった日本の装備や技術が外に開かれる機会が出てきて、情報収集が非常に重要になっている」と指摘しています。』との見方も出ています。(引用)
 
日本の高い技術力は良いですが、その技術を何に使うかは大問題でしょう。原爆問題で日本が一番わかっているはずです。今回の防衛装備品の見本市を日本で開催した背景にあるのが、「武器輸出三原則」に代わって定められた「防衛装備移転三原則」のようです。
 
5年前に閣議決定されました。平和貢献や国際協力、それに日本の安全保障に役立つ場合にかぎり、厳格な審査のもと輸出を認めるようになり、日本での見本市の開催や、国際的な見本市への日本企業の出展を後押しする形となっています。(引用)
 
右より政治家からの要望で、頭の優秀な官僚が考え出した苦肉の策ではないでしょうか。しかしその策がこのような形で早くも現われると、さすがに危機感を持つのはわたしだけでしょうか。いずれ戦争につながりそうな予感を、いくら美容師でも十分感じます。
 
人口増が販売戦略だと以前申しましたが、その前提には世界平和があるのは当然のことです。戦争になればファッションも何も関係ありません。便利な家電はなんて言ってる場合でもありません。こんなときにこそ「SDGs」の出番なのではないでしょうか。
 
もしSDGsの観点から見ても良いとすれば、その説明はしっかりと聞きたいものです。政治家の説明責任、それを聞いて判断するのが国民です。SDGsは安倍総理も認めて強く勧めていると聞きます。急なニュースが入ったので、セルジオさんの話の続きは明日にします。