未熟な親
影宮です。
4月、5月とワークそして勉強会を通して皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
カウンセリングを通じて思うことがあったので、
「未熟な親」
についてお話します。
いつまでも子供を振り回す親がいます。
「大人として未熟な親」
です。
この大人として未熟な親を持つと本当に子供は大変です。
こういう親は自身が(未熟な大人)ということに気づくことができません。
「すべては周りが悪い」
と心を閉ざし自分の考えに固執して生きている大人です。
こういう人たちはある大切なことに気づくことができません。
その大切なこととは、
「人生は自分に都合の良いことばかり起こるわけではない」
という当たり前のことがわからないのです。
思い通りにならないことや理不尽なことに遭遇した時に、自身をしっかりと見つめて問題に向き合い、対処の仕方を学ぶことでそれが経験となり人格の成長につながります。
思い通りにならないからといって家族に八つ当たりをして、他人のせいにして生きる人には人格の成長はありません。
*またこのような人に誰も手を差し伸べることもできません。
このように自身の中にある幼児性に気づかずに生きることは、本当に残念であり、不幸なことだと私は思います。
最近は幼児性を抱えた大人に向けて、それを許容することを良しとする人たちがいますが、それは(無力な自分でも良い)と言っているだけに過ぎず、何も現状が好転することはありませんし、逆に状況は悪い方向に進んでしまうだけです。
*そのことに気づけないことはとても恐ろしいことです。
「人は理不尽や困難に対して自らのすべてを使って向き合い、対峙し、乗り越えて行くという経験を通して、人生を楽に生きる(合理的に生きる)方法を身につけて、自身の力を養っていくものです」
理不尽そして困難と向き合わずに逃げ回っているうちは生きる力を身に付けることはできません。
また、
「困難から目を背け、逃げて、他者に依存することでしか生きることができない人達」
これが毒親の正体とも言えます。
我々毒親育ちは絶対にこのような大人になってはいけません。
それは誰よりもわかっていますよね。
また、
「理不尽や困難が家族に降りかかった時にこそ、その親の真価が問われる」
ぜひ毒親以外の親御さんは頭の片隅にでも置いて頂けましたら嬉しく思います。
*本当に親をやるのは大変ですね。
私もまだまだ頑張らないといけません。
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