入室許可になる午後、父の様子を見に行ってきました。父は、3日前、慢性硬膜下血腫で手術を受けています。

 

 

 

 手術は、脳の外側にある硬膜という膜を切開し、チューブを挿入して血腫を吸い出すと言う方法。チューブは、翌日に抜くことができました。一安心です。そして、問題は、予後です。

 

 2日目の昨日は、ちょっと大変で目が離せない状況だったようです。そのための部分的な身体拘束もあり、本人の不快感が表情に出ていました。また、若い看護師さん(実習生かな?)の声が耳障りで、痛みでなくて感情をどう表現したらいいかわからない様子でした。それで、まずは個室に入ってもらい、少しでも快適に過ごせるように環境を整えることにしました。

 

 

 

 そして、3日目。病室へ入ったら、昨日準備したクッショを枕にして休んでいました。少し顔が赤いのは、熱があるのかなと思ってみてました。だって、頭に穴を開けたばかりなのですから。

 

 本人に調子を尋ねたら、空調、夜間の身体拘束、トイレへの付き添いが煩わしいなどと不満げでした。身体拘束は安全のためなんだけど、本人にはかなりのダメージのようでした。安全のためだということを理解しても納得できないというところかな。ちょっとボケてきたところが幸いかもしれないです。知らない一人部屋で身体拘束って、自分がされたらちょっと怖すぎます・・・・。ショボーン

 

 私の顔を見るといつも冗談や感謝の言葉を口にし笑顔を見せる人なのに、今日は小声で文句です。今日の看護師さんのことも「若いのか・・元気がいい・・・・・・前回の入院時にはとてもよくしてもらったのに」とちらり。これは、「おいおい」としっかり注意しておきました。嫌な事されたと思ってるところ大アリは、子供みたいです。ぐすん

 それでも、愛犬や母の心配をするなど、意識はずいぶんしっかりしてきました。つらい時期ではあるけど、脳をしっかり休ませ回復できるように頑張ってほしいです。

 

 食が細い父のためため準備した果物などは、今日の看護師さんにドクターに確認がとれないという理由で止められ、持ち帰りになりました。病院食を「食べたみたい」とのお答えがあったので、その言葉通り少しでも食べてくれていたらいいのですが・・・。

 

 明日、もう少し元気になっていることを祈るばかりです。おやすみ