※この記事は、2012年11月30日に、
公開した記事を加筆訂正したものです。
小林先生の施術は内部表現の書き換えなどはあるんですか?
先週末に読者さんから内部表現の書き換えについて、お問合せがありました。
心理学用語から転じて一般に耳にするようになったこの“内部表現の書き換え”
ということば。
これを、ダイレクトに表現すると、ふたたび、一世を風靡しつつある“洗脳”と
言い換えることができます。
内部表現でポイントになるのは、
物理的現実世界だけではなく、仮想世界ともフィードバック関係を成立させられる
ということです。
これは、人間にとって特徴的な事柄ですが、
さらに変性意識(トランスまたは半覚醒とも言われる)状態では、
内部表現のホメオスタシスフィードバック(注)の対象が、物理的な現実世界よりも、
仮想世界の方に強くなっていると考えられます。
(注)ホメオスタシスフィードバック…生体が外界の状態に合わせて、
健康で安定した状態を保とうとする恒常性機能のこと。
これは、生体と外界の間でフィードバック関係が成り立っている。
マインドエンジニアリングの土俵では、
まず変性意識の生成が何よりも重要です。
変性意識は、
精神医学的には「乖離状態」として説明されています。
自身の意識が現実世界から離れてしまった状態です。
これは、物理的現実世界ではない仮想世界に臨場感があり、
ホメオスタシスフィードバック状態がある状態だと定義することができます。
身近な例を挙げると、
映画やゲームが作り出す世界に没頭してしまったときに起こる、
自分の視点が身体から分離したような意識状態がそう。
相手の中に変性意識を生成する方法はいくつかありますが、
有効なのは呼吸を使った生成法と気功から起こす方法です。
いずれの方法も、基本的には、まず自分自身を変性意識状態にして、
それをそのままクレンジングまたはマインドエンジニアリング(内部表現の操作)
したい相手に同調させるというものです。
次回、「マインドエンジニアリングギア―その2 内部表現の操作」へ続く
0ゼロ潜在意識クレンジングでは、
現在、0ゼロ・ポイントヒーラー・ベーシックギアコース/アドバンスプロコースの中で、
マインドエンジニアリングギアという脳への介入技術として、
その概要から応用までを講義しています。
また、個人に対する脱洗脳施術もその深度に応じて段階的に行うことが可能です。