症状の原因を催眠で再体験する (再公開) | 創造する知性 金と表現と魂の交差点
●症状の原因を催眠で再体験する (再公開)

こんにちは。“天とつながるあなたにしてくれる天路Tenro”の小林大三です。
 

<お断り>
 ご紹介させていただく記事は、過去に一度公開したものを
新しく読者になっていただいた方にお読みいただくことによって、
現在公開中の記事をより深くご理解いただくために再公開しております。
予めご了承ください。




 催眠が、なぜ現代医療で到達しえない領域をカバーできるのか?
という問題については、また機会を改めてこのブログでしっかりと
総括的にお伝えすることにして、


 心の病の原因になっているものを見つけ出すのには、
催眠が必要な理由(「ほんとうの心理療法とは何か」⇒コチラ
は理解していただけましたか?



 心理療法の手順としては、まず催眠に誘導し、催眠分析が可能になる
ところまで、催眠を深化します。


 そのあとで、症状をひきおこす原因のある年齢を、さきに見つけ出します。
そして年齢退行を行い、原因になっている体験を、その時、そのままの状態
ひきだしてきます。


 その場合、原因になっているものが、はっきりよみがえって見える人と、
身体と精神面にだけ、原因になっているものと同じ反応がひきおこされ、
場面は見えない人がいます。


 ここで誤解があってはいけないので少し説明しておきます。
原因を見つけるというのは、原因になっているものを具体的に
思い出す、あるいは見えてくるとう意味ではありません。
ただ思い出しても意味がないのです。

 たとえば交通事故の後、どこも悪い場所がないのに打った所が
いつまでも痛いとか、気分が悪くなるとか、心臓の動悸がするとかいった
症状があったとします。


 この場合、原因をわざわざ思い出す必要は全くなく、
はじめからわかっている訳ですね。しかし症状はとれません。
なぜならこれらの症状をつくっているものは、事故の時の恐怖感とか、
身体を打って痛かったとか、その時の体験そのものが症状を作っている
からです。


 わたしの心理療法においては、その体験そのものを引き出したい体験する
のであって、思い出すために催眠を使っているわけではないのです。


 したがって、原因が出るということは、その場面が見えたり思い出す
ということではなく、原因になっている体験をその時そのままの状態で
体験するということです。


 ですから原因として腹の立つことがあれば、何かはわからないけれども、
自然に腹が立ってきますし、悲しいものがあれば、自然に悲しさがこみあげて
きます。緊張するもがあれば自然と身体にそれが出てきます。


 なかには、原因になっている場面がはっきりとよみがってくる人もいます。
また、年齢が何歳と限定されているので、反応の出方によっては、
あれが原因だとわかる場合もありますが、具体的に何が原因だとわかっても、
心理療法をする上で何の影響もありません。


 要は原因になるものが、その時そのままの状態で肉体的、精神的に
反応をおこし、それが治療を施すことによってとれてしまえばいいわけです。


 ここでもう一度言っておきます。


原因が出るということは、思い出すとか場面が見えるとか、
無意識のうちに勝手に何かをしゃべるとかいう事ではなく、
原因になっているものをその時そのままの状態で体験をする
ということです。



 では、その引き出された原因をどう処理するのか。
残念ながら、暗示では効果がないのです。


 原因のところに、腹が立つ強い抑圧感情があったとします。
暗示は言葉ですから、言葉で

「あなたは、その感情を忘れて、とても気分がよくなって
落ち着いてきます」

などといくら暗示を入れても、体験の方がはるかに力が強く、
全く暗示の効果は出てこないのです。


 この催眠を使っての分析までは、従来からあるものですが、
原因を処理する方法がないため、心理療法が一般的に確立していない
のです。


 この原因を処理する方法をわたしは開発することができたので、
現在たくさんの人が悩みを解決されています。


 では、肝心な原因の処理の方法について、少し話しておきます。


 みなさんは、怖い映画をみたり、かわいそうな映画を見たことが、
一度や二度はあると思います。


 怖い映画を見たときには、映画とわかってはいても
身体は緊張し、手には汗をかき、心臓の動悸が速くなって、
恐怖感もおそってきます。

かわいそうな映画だと、涙がポロポロと出てきます。


 しかし、これが時間があるからと全く同じ映画を見たとします。
そうすると恐怖感も消えて、心にも身体にも何の変化もおこらなく
なってきます。悲しい映画も涙一つでなくなってしまいます。

これは、恐怖感が恐怖感でない状態になったために、心や身体に
何の変化もおこらなくなったものなんです。


 その後は何回見ても同じです。心や身体に変化はおこってきません。


 過去の体験においても、これは同じことなのです。
体験は、物質として残っているわけではありません。
感覚として残っているわけですから、処理できるわけです。


 簡単に説明しましたが、これで原因が処理できることはわかって
いただけたと思います。