高校卒業30年後の同窓会がある | 元高校教員のブログ

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定年退職から5年が終わりました。この間1年10ヶ月以外は自由人として旅人生活や地方でのに二拠点生活をしています。

コロナで遅れていた同窓会があると連絡が来た。

 

公立で30年後に同窓会をやれる学校は少ないと思う。

勤務した学校でも、2校はできそうだ。

 

昭和の終わりから平成のはじめまでは高校生が多かった。

この学年は11クラスで520人もいた。

一クラス48人であった。

今ではこの人数は考えられないことであった。

 

当時新設された学校は、かなり統廃合になっている。

生き残るのも難しい。

駅近に新設校などできるはずもなく、交通不便な学校も多かった。

 

当時の学校は、新設と言われる少し前であった。

同窓会役員の努力もあって、150人ほどが集まるという。

 

彼らも50歳になるという。

担任したり、野球部員とはわずかながら交流がある。

 

そういえばこの学年では、結婚式の仲人などというのも複数やった。

今は仲人なんてないから楽である。

 

先日同窓会役員から連絡があった。

「先生に乾杯のご発声おねがいします」と。

 

「わかりました」とすぐ返事をしたが、私は挨拶を常に短くしている。

乾杯の場合、あっさりとで楽だ。

 

同窓会って、正直なところ恥ずかしい気持ちだ。

30年以上前だと、恥ずかしいまぬめな思い出もたくさん出てくる。

当日「先生、ボクにこういいましたよね」などと言われたくない。

 

卒業後、私にお礼の手紙をくれた生徒は有名大学に進学したが、行方不明リストに載っていた。

こういうのは寂しい。

 

当日はいろいろな生徒の情報に接するだろう。

 

来月にはここで「報告したいと思う。

 

担任教員の参加が半分以下というのは寂しい。

 

毎年同窓会が行われるようになった。

それはとてもうれしい。