アイヌもやもや を読みました

北原モコットゥナシ氏の「アイヌもやもや」を読んだ

アイムから見れば、日本人は和民族であり、アイヌの土地や言葉、風習を日本の風習に同化させた。そして和民族から見れば「もはやアイム民族は存在しない」事になる。だが、内なるアイヌは存在する。

そのことを考えさせられる本である。マジョリティとマイノリティの断絶がこのところ激しく、社会が分断されている世の中で一考に値する著作である。