映画「朽ちないサクラ」を観ました。

 主人公は、愛知県警広報課で働く事務職員。新聞記者である友人と家飲みをしていた。その中の会話で愛知県警がストーカー殺人の不手際の中、担当の所轄が慰安旅行をしていることを事を漏らす。

 新聞記者である友人は、オフレコを約束したが。その記事がスクープとして掲載され友人をその情報先として疑う。そのことで、その新聞記者の友人が殺害される。自責の念に駆られた主人公は、真相に迫る。と言う筋書きだが、この題名の「サクラ」は春の桜か、あるいは公安の隠語である「サクラ」を指しているのか。

 事件の概要は、そもそも公安組織の温存が招いた。その犯人が捕まらずに映画が終わってしまった。

公安の内幕、闇を鋭く描いて欲しかった。

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