青木理、安田浩一氏の対談集「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体」を読みました。

 韓国に対するヘイトは行ってもアメリカに対するヘイトは行わない自称右翼。その体質がよく分かった。つまり人間の最も醜い体質である「上に弱く下に強く」である。韓国は日本より下ではなく、又在日の人たちに国に帰れとのたまう輩は、生活基盤が日本にある人たちを見下す体質なのである。人を一人でも自分以下にしたい最も恥ずべき体質の持ち主である。沖縄基地問題もしかりである。

 又、今の日本の権力者は日本を分断し階層を作り出しているとこの著書で良くわかった。両氏のぶれない立場は尊敬に値する。