深夜の蕎麦。
毎度、このハナシは書いてしまいますが
酩酊してまうと、どこへ向かえばこの時間蕎麦が喰えるって
判断が付かないのです。
今夜も何故、ココへタクシーで乗り付けたかもわかりません。

でも、ココしかないと思い込んで店に入りました。源十
自分の手のひらにでも書いておけって?
おっしゃる通りですよね。

店に入るとそこそこ混んでるんですよ。
ワシは壁に向かう席に座り、蕎麦湯割りを頼んで
静かに壁に向かってたんですよ。

ほんならね、後ろに座るカップルがハナシをしてるのが
丸聞こえで。
別に聞きたくないねんけど、聞こえてしまうんですよ。
その会話内容ちゅうか男が話すのが実に不愉快な

ハナシなんですよ。

静かな店やから、アホなハナシがいつまでも

聴こえてくる。

不愉快さはドンドンつのる。

終いには、文句言いかけそうになったところで
もりそばが登場。


あぁ、美味いなぁ。
でもね、まだハナシを続けるんですよ、アホなオトコは。
いかんいかんと。
これはイカンと。ワシは寄ってないねんから、会話には。

これ以上自分に責任が持てなくなりそうなので
さっさと喰って店を後にしたんですよ。
そんなコトで、不愉快になるなんて、

きっと最近小魚を喰ってないからかもしれません。