先日のデビューレースを優勝で飾ることで自分の速さを証明し、一つ階段を上ることができました。
しかし、喜んでばかりもいられません。これからのさらなるステップアップのために進んでいかなければなりません。
年末にはF4のテストを受ける話もいただいているので、勝って兜の緒を締め、新たなる挑戦に向かいます。
今の時代、F1ドライバーを目指すには、小さい頃からの英才教育が常識となっています。5歳ころからレーシングカートに乗り始め、早いうちから全日本選手権や国際大会に出場し、スポンサーのサポートを受けているドライバーも数多くいます。
僕がカートを始めたサーキットにもたくさんのキッズドライバーがいます。
そのような彼(彼女)たちが、フォーミュラの道に入ってきているのです。
僕にはそのような経歴がなく、あまりに遅すぎるスタートだったことは十分に理解しています。
しかし、夢をあきらめない、そして僕の信念「困難だからこそ挑戦する価値がある」という言葉とともに、非エリートである僕にしかできないやり方で進んでいきます。
フォーミュラカーに乗った時点で、10年以上のレース経験、国際大会出場のあるドライバーに対して、僕は1年あまりの中で数えるほどのレース経験しかありません。
しかし、実績や経験がないということは、それだけ白紙の部分、まだまだこれから成長できることがたくさんあるとも言えます。
その白紙の部分を、他のドライバーと同じ努力だけではなく、さらなるドライビング理論やエンジニアリングを学び、メンタルトレーニングや様々なフィジカルトレーニング、シミュレータートレーニングなどを積極的に取り入れることで、人とは違ったやり方で100分の1秒、1000分の1秒ずつでも埋めていきます。
そのような一つ一つの小さな実行が、目標達成につながるというビジョンを持ち、努力していきます。
これからもよろしくお願い致します。
