お伊勢参り 3 伊勢志摩巡り | だいたれ写真館のブログ

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島内図 | ミキモト真珠島 (mikimoto-pearl-island.jp)

真珠博物館に入ります。

子供の頃、来た記憶では特に興味が無くサクッと走り抜けたと、思いますが、今回結構しっかりとパネルを読んでいったらなかなか興味深い。

初代の御木本伸介氏が真珠の養殖を成功させ、これは当時では画期的な事だったそうで。

確かに天然の真珠はせいぜい良くて楕円形、イシツブテの様な物も多々見受けられる中手法を開発したのは凄いですね。かなりの財を得たようで、島の中にある住まい脇には当時ではまず見られないヘリポ-トもあったそうです。

真珠の元ととなる玉も、プラスチックか何かと思っていたら、今はアマゾンの方の殻の厚い貝を球にして埋め込んでいるそうで、しかも、ただ埋め込むだけじゃなく、貝紐の部分を切り取り、ガビガヒした部分は捨てて、乳白色の部分を2mm2の切片にして張り付けるように設置すると真珠生成の成功率が上がるんだとか。埋め込む場所もそうですが、生物学勉強して来た自分としては、そこまで辿り着くのに時間と労力があったのが伺い知れる思いです。

しかも!貝リンガルなる単語も登場!貝の言葉かと思いましたが、それに準ずるものですね。

よくよく観察しているものだと、ホント心から感心しました。

貝は普段から一定のリズムで開閉しているそうで、赤潮やら水温変化があった時にリズムが乱れたり、変わったりするそうで、それをセンサ-つけて感知し、携帯に知らせるシステムも構築しています。信号波形もex.赤潮、酸欠、有毒ガス等パタ-ン化されていて、一目でどういう状態か把握出来、生簀を移動するのか、対策を迅速に講じられるようです。スゴイ!スゴイ!

そこまでしても歩留まりは良い玉が出来るのは5%

高価なものには理由があるという事ですね。

これも凄かったなぁ。珠に穴開けるマシン・片側からだと突き破った方にバリ等傷が出るので両側から開けて行くそうです。

で、一夜明けて外宮(げくう・濁らない)に来ました。ここでガイドさんと待ち合わせです。

ここでネットで得た豆知識。

神宮と大社は何が違うか?

神宮は社が朱く、皇室との繋がりが強いんだそうです。確かに、出雲大社は白木作りだったよな。

さて、

よく見ると、鳥居の脚の部分に玉串?結わかったてますよね?あそこから神域です。

鳥居の前で、一礼して、入る時にガイドさんから「どちらの足から入るでしょうか?」と聞かれて、茶道では上りは右足、下りは左足と習っていたのですかさず「右」と答えたら、たまたま・たまたま正解でしたw 外宮は右側通行で右足から進み、内宮は左側通行で左足から進む・という事でした。そんなの知らんわ-!

 

そう言えば、自分は天気にはツイているのですが、昨晩は雨しかも本降り。朝方からやみ始め

この時は霧雨な感じでしたが、!実は参拝前に雨が降るのは良い事なのだそうで、お清めの雨と言われているそう☆ラッキ-♪ その話をガイドさんから聞いて、気持ちが一気に切り替わるw

初詣を控え、お札等の受付が外の部分にまで拡張されつつありました。

本殿の手前に広い空き地があります。これが遷宮のスペ-ス。交互に本殿が移動します。最初に天照大御神を祀った帝が20年に一度遷宮をすると決めて、以後ずぅぅと守り続けられています。全ての物が作り変えられます。総費用は540億円とか言っていたかな?何割だったかな?6割位を神宮が賄い、他は寄付等を募り賄っているそうです。

外宮の本殿には豊受大御神が祀られています。最初の帝の夢枕だったか?ガイドさんの説明忘れた・に立った、天照大神は、私は伊勢のこの地に住みたい。と言ったそうで、八百万の神がいる中で五穀豊穣の神・豊受大御神をそばにおいて、ご飯は豊受大御神の所で食べると言ったそう。ごはん係ですね。現在、ご飯の用意は外宮の神官がしています(ですよね-)。神様は一日二食で、朝昼だったかな?外宮内にご飯食べるお社があり、そこに毎日5柱分?(天照大御神、豊受大御神、多賀宮、土宮、風宮)運ぶそうです。写真見ましたが数人で列を成し大仰にみえます。それを毎日欠かさず。10食分。(記憶が鮮明では無いので+1柱いたかもです。天照大御神の側近的な)

外宮と内宮の本殿の違いは屋根の天場にある丸太みたいのが外宮5本、内宮6本 端に突き出ているVじ型の天場が斜めって尖がっているのが外宮。水平にカットされているのが内宮。

あと、遷宮館の模型でしか確認出来ませんでしたが、本殿の手すりというか枠の柱の頭についている擬宝珠(ぎぼし)は青とか黄色とか赤とか緑とか7~8色あって、ガイドさんに聞き忘れて、あとから遷宮館に電話して尋ねたら、、「わかりません」と・この人が知らないのか?勉強不足だな。と一瞬思いましたが、続けて説明してくれた話だと、どうしてそうなったかという記録が無いと。何で色づけられていたのかもわからないとの事でした。わかからないままなのに納得しましたw

ここから先は撮影禁止!

大型バスでトップ企業のお偉方が物凄い人数到着し続けていて、約20名こどのグル-プになりお参りに来ています。かれらは大きな額の寄付を行っており、一般人が入れる所より一段階中で参拝出来ます。更に一歩奥で参拝出来るのは天皇・皇室のみ。その更に奥は式典の時に高位の宮司さん達だけとなります。

 

少し戻り多賀宮の方に向かいます。途中T字路の所で5m程囲われた部分があり、警備員がいて、何だこれ?と思っていたら、多賀宮、土宮、風宮に足を運んでいる時間が無い人達がそこに並んで大きく柏手を打ち、遠隔でお参りするという事らしい。その際は、通行が遮断され、神様と参拝者の間に人が入らないようにするシステム。

 

そのT字路曲がると地蔵石があったり。

そうそう、これは大事な事で子供の頃は全く知らないでお願い事していましたが、

外宮の豊受大御神と内宮の天照大神の本殿では"願い事はしない"

あくまで、ご挨拶をするとい事で、外宮では、お願い事は多賀宮でします。

土宮、風宮でもしてもOK

風宮は蒙古襲来の時に天皇が慌てふためいて、何卒何卒とお参りに来たら、神風が吹いて撃退してくれたという話。

豊受大神宮(外宮)|神宮について|伊勢神宮 (isejingu.or.jp)

これ3匹のカエル石だったかな?

出口右側にある裂けた楠は、清盛の楠といわれていて、参拝に来た時に烏帽子が当たって頭にきて切った!とガイドさんは言っていましたが、配下に切らせたとか。神域のものは全て神様のもの。それを切ったから、平家は滅亡した・というのはガイドさんの考え。

そう言えば、↑さっきの遷宮地、20年も経てば枝葉が伸びて来ますが、同様の理由で一切切ったり、折ったりは「できません!」避けて造るしかないとの事。