最近、知らない番号からの電話がよくかかってくる。
平日の昼間とか、出られるわけがない時間。
営業の留守録があれば、まぁ無視だけど
留守電は残らない。
メッセージもない。
でも、またかかってくる。
すごく嫌だ。
着信の記録を見る度、数十秒意識を持っていかれる。
「誰だろう?」
「もしかして必要な電話だった?」
そして回数が増えるほど、余計な考えまで広がっていく。
知り合いかもしれない。
営業かもしれない。
詐欺かもしれない。
留守を確認している泥棒だったらどうしよう。
考えても答えなんて出ないのに、
勝手に不安だけが膨らんでいく。
その時間ごと、すごく無駄で、すごく腹が立つ。
でも、よく考えてみると
本当に大事な連絡なら、必ず何かしら残るはずだ。
名前を名乗るとか、
要件を伝えるとか、
時間を変えてかけ直すとか。
何も残さない電話は、
こちらにとって重要じゃない可能性が高い。
「留守電がない=気にしなくていい」
自分の中でそう決めると、
あの無駄なモヤモヤが減る。
それでも正直、やっぱりイラッとはする。
出てもいないのに、気持ちだけ乱されるのは納得いかない。
だから最近は、
知らない番号は“考えない”ことにした。
正体を想像しない。
意味を探さない。
ただのノイズとして流す。
必要な人は、ちゃんと伝えてくる。
そう信じて、
今日も鳴らないことを祈りつつ、
鳴っても気にしない練習をしている。