「そうなんですか?」と言いつつ、リンネさんは
今まで、どんなことをしてきたのだろう…と気になる。
「その中に、何かあるはずなんだけど…」
さらにリンネさんが言うと、彼女自身も穴に顔を
近づける。
「どのしゃれこうべなのか…わかりますか?」
まさか全部をのぞくのか?
アキは少々、うんざりして聞く。
「残念だけど、わかんないんだ」
あっさりと答える。
「みんなで、、手分けして探そう」
今度は、カガリに向かって話しかける。
「え~っ」
カガリは最初、自分に話しかけられているとは、
気付いてはいない。
いきなり水を差し向けられて、ひどくうろたえている。
「あのぉ、何を探せばいいんですか?」
話がよく理解できず、おそるおそる尋ねる。
「うん、それがねぇ~まだよくわかってはいないんだ。
ただ、ここに…何かある、としか」
ふいに申し訳なさそうに、リンネさんが打ち明ける。
「そんな、あるかどうかもわかんないようなものを、
何で探すの?」
「それは、仕方がないのよねぇ」
カガリに向かって、リンネさんが笑いながら答える。

