「ねぇ~何をしているの?」
思わず裕太が尋ねると
「あぁ~これか?」
丸太を持ち上げながら、
「トラップを仕掛けるんだ」
ニヤリと笑いながら、じいちゃんは裕太の方を
見る。
「トラップ?」
「ワナだよ、ワナ!」
へぇ~とジュンペイが、じいちゃんの側に
行くと、
「そんなので…ワナが仕掛けられるの?」
珍しそうに、じいちゃんのすることを見ている。
「迷路を作るんだ。
キミたちも、ワナに引っかからないように…
しっかりと、覚えておくんだぞ」
そう言うと、丸太を使って、岩を動かそうと
している。
「ちょっと、待ってよ。
そんなことをしたら…あの子たちが通れなく
なってしまう!」
焦ったように言うと、
「大丈夫だよ。
ちゃんと、他のルートを考えているから」
おまえたちも、手伝え!とじいちゃんは、
裕太たちを振り返る。
「いいけど…何をしたらいいの?」
「その丸太の上に、乗ってくれるか?」
「あぁ~ただし、落っこちるなよ」
一体、何をするつもりなのか…と、裕太たちは
興味津々だ。
「だったら、ロープとか必要なんじゃない?」
颯太が先回りをして、尋ねると…
「あぁ~その辺にある、大丈夫そうなツルを
集めてくれ」
一体、何をおっぱじめるつもりなのだろう?
他にも岩や石、木の葉などを集めるように言う。

