ドーン!
バリバリバリ!
ビュー!
あっという間に、辺りが土煙に包まれる。
そしてバラバラ…と、頭上をガラスの破片が降り注ぐ。
(もしかしたら、ナイトがマントをかけてくれたのかもしれない)
少しして、辺りが静かになった時、アキはあることに気が付く。
どうも…空気が違う。
というか…建物の外にいるようだ。
顔を上げて、確認したいのだが…
「安全だとわかるまでは、もう少しそのままで」
ナイトの声が聞こえるので、アキたちはガマンして、その場で
じぃっと待避している。
「ねぇ…ここは、どこ?」
それでも隣にいるはずのカガリに、アキはコソッと話しかける。
「えっ?あのお屋敷の中じゃあないの?」
カガリのこもった声が、聞こえる。
(カガリちゃんはまだ…気付いてはいないんだ…)
それにしても、ショータたちは、どこにいるのだろう?
急に猛然と、この目で確かめたくなってくる。
ふいに、カガリの手が、アキに触れる。
「ねぇ、カガリちゃん…そこにいるの?」
今、目を開けて、確かめてみたい!
今ここが、どうなっているのか?
どうやらカガリも、同じようだ。
手探りで、アキの指をつかまえることに、成功すると、
「ねぇ、さっきのあれはなに?
みんな…どうなっているの?」
やはり、アキとまったく同じことが、気になるようだ。

