こんばんは!

暇人です。

昨日の夜からかな?

雨が激しく降りだしまして…

今日は、ザァ~と降っては、落ち着いての繰り返しの

雨の一日です。

梅雨入りしたのか?

というくらい、かなり降りましたが…

四国は梅雨入りしたそうですが、

どうやらまだのようです。

今日は涼しかったのに~

明日は暑くなりそうだ!

そろそろクーラーの出番かな?

今日はお散歩も出来ず、

おとなしく本を読んだりしておりました。


前置きはこのくらいにして。
それでは、セイレーンのお話です。
一気に書ききりますよ!
よろしければ、お付き合いくださいね!

      セイレーンの熾火(おきび)
      第5章  運命のロウソク…53

「セナ、危ない!逃げて!」
  ようやくセナの姿を目にしたリナが、大きな声を張り上げる。
大きな波が、セナとアオイのすぐ背後にまで迫っている。
「リナ!」
 そうひと声上げると、青い尾びれがヒラリと、波に吸い込まれていった。
「リナちゃん、逃げましょう!早く!」
 後ろから追いかけてきたマリさんが、リナの手をつかむ。
「でも、セナが…」
半狂乱になって、リナはセナが消えて行った方向に向かって、手を伸ばす。
  叩きつける雨の中、マリさんはリナの手をグッと握りしめると、
「あの子は、きっと大丈夫よ」
リナに言い聞かせるようにして、話しかける。
「さぁ、行きましょ」
無理やりリナを引き剥がすように、マリさんはリナの背中を、グッと押した。

                 エピローグ

  灯台の側には、神社が立っている。
その神社は、人魚をまつっている…といわれている。
そこには、人魚をかたどったロウソクが、ご神体のようにして、まつられている。
嵐の夜に、ロウソクに火をともすと、どこかで、人魚の歌声が聞こえる…と人々に言われている。

「きっと、あの子が、歌っているのよ」
  マリさんが、海を見下ろすと、リナに向かって話しかける。
「セナ…お兄ちゃんと、幸せになっているのかしら?」
白い花を海に放ると、リナはそうひとり言をつぶやく。

「私ね、見たの」
  ポツンとリナが誰ともなしに、ささやく。
「あの二人が、波にのまれる瞬間…
  人魚が月に向かって、跳ねているのを…」
 きっと、夢なんかじゃないわ…と、リナは笑う。
「そうね、きっと、そうなんだわ」
 あの子、迎えに来たのね…
マリさんが、海に向かってつぶやく。

  波打ち際に、佐伯さんが渡した…という人魚と月がモチーフのキーホルダーが、打ち上げられた。
だが、あの二人を見かけた者は、誰もいない…という。

      おしまい~~



ということで!
このお話は、一旦おしまいです。

ご愛読、ありがとうございました!

明日は、「キミをさがして…」です。
明後日は、御手洗さん。
そしていよいよ、新連載が始まります~



予告!
「とりつかれちゃった?
    魔法の扉」です。
ファンタジックコメディーです。

現在、鋭意下書き中です。

イラストは~ここ最近、協力してくださっている、一羽さんです。

よろしければ、こちらも!
お付き合いくださると、ありがたいです。
お知らせでした~バイバイバイバイバイバイ

 

 

 

 一日雨でした。

今も降っています。

ゆっくりと過ごしたので、元気です。

無敵でも、最強でもないですが~

ようやく、新連載をお知らせ出来て、よかったですルンルンルンルンルンルン





いつもありがとうございます!


雨は、東の方に移動するみたいです。

気象情報をチェックして、お過ごしくださいね!






 

PVアクセスランキング にほんブログ村