こんばんは!
暇人です。
夜中に雪がちらついたのか?
今朝は、時折雨がパラついていました。
変な天気で。
晴れたかと思いきや、曇ったりして…
とても寒い1日でした。
まだ、冬だなぁ~( ´Д`)
ま、この時期は、寒い日と暖かい日が交互にくるみたいですからねぇ。
「だらだらと過ごす」
のをやめる!
これです。
ダラダラ食い。
ダラダラと過ごす。
痩せるためには、チャカチャカと
動くべし
そう思いましてね。
(いつまで、続くのだろうか?)
( *´艸`)
片付けもね。
ダラダラしないで、テキパキしたら、早く済むのでは?
と、中々ハードルの高い目標を
打ち立てたのでした。
前置きは、これくらいにして…
セイレーンのお話です。
よろしければ、お付き合いくださいね!
セイレーンの熾火(おきび)
第5章 運命のロウソク…21
「あらぁ~セイラ!」
ひと目見るなり、マリさんが声をもらす。
「まぁ~」
この前見た時よりも、さらにリアルに、その像は部屋の真ん中で、
彼女たちを待ちかまえていた。
まるで、今にも動き出しそうなくらいに…
肌の色、艶、質感。
目の色、唇の紅まで、鮮やかに彩られている。
「これを本当に、あなたが?」
感嘆した声を、マリさんが上げる。
ここまで、興奮する彼女の姿を、見たことがない…
そのことに、セナは驚いている。
ショウさんは、その様子に敏感に反応すると、
「さわってもいいか?」
職人に向かって、話しかける。
その場で、固まっていた彼は、
ハッと我に返る。
「あぁ~どうぞ」
ショウさんの手をとって、その人魚の像に導く。
長くて豊かな髪、白くてスベスベとした肌。
すんなりと伸びた手。
そして、腰から下の魚の尾まで…
ゆっくりと、手を滑らせる。
手を滑らせるたびに、まるで目の見える人のように、ショウさんの目が、興奮でまたたく。
「やっぱり、君はすごいなぁ。
まるで本物の人魚を、型どっているみたいだ」
彼に向かって、声を弾ませる。
「なんだよ、それ」
一瞬、彼は表情を変える。
「おまえ、それって…褒めているのか?」
なぜか過剰なくらいに、反応する。