「ショータ、まさか!」
「えっ?」
「取り付けたの?」
「それって、ホントか?」
「いつの間に?」
口々にアキたちは、ショータを取り囲む。
へへへ…
いかにも楽しそうに、ショータはヘラリと笑うと、
「ボクたちに、発信機を取り付けてある、と聞いたから…
どこにあるのか、探していたんだ」
そう言うと、
「ちょっと、失礼」とユウジの靴を引っぺがす。
「おいおい、何するんだよぉ」
スッ転びそうになり、ユウジはショータに向かって叫ぶ。
「いいから、いいから」
ショータはますます調子に乗って、ユウジの靴を裏返すと…
ペタリと靴の裏に、ガムのようなものが、貼り付いているのが
見えた。
「えっ」
「これ、誰がつけたの?」
アキとカガリが、声を張り上げる。
「いいから、自分たちのも、探してみて!」
ほら、早く。
ショータが二人をうながす。
「えっ、嘘でしょ?」
そう言いながらも、アキは試しに靴を脱いでみる。
「あっ!」
ホントだ!
水色のガムのようなものが、靴の裏に貼り付いているのを
見つける。
「それじゃあ、私たち…知らないうちに、つけられていたの?」
「それって、誰が?」
自分たちは、元々五人だ。
気づかれずに、そんなことができるのだろうか?
カガリも、自分のを見つけて、はがしにかかる。
「あっ、ちょっと待って!」
すぐにショータが、カガリに声をかけた。
