こんばんは!

暇人です。

降るぞ

降るぞ…と嵐の予感が、ずーっとあったのですが…

今朝から昼までは、晴れ太陽太陽

でも…

手負いの左手…

あり得ないくらい痛くて

これは、感染か、それとも

お天気予報か、どっちだぁ~

( ̄~ ̄;)

という感じでした。


それでも次第に怪しくなってきて…

ようやく夕方(その前にも、ちょこちょこ降っていたけれど)

 降りだした途端星

ざぁ~ガーンガーンガーン

まったく、極端なんだからもやもや

降れば大雨の我が街は、

豪雨予報出ていますガーンガーンガーン

止めてくれ、と空を見る…

ムシムシとした1日でした。


スモークツリー!
可愛いな❤️

そして善行さんの続きです…

 


      ある日の善行さん   107


「えっ?ミツキちゃん?」

門の段のところに座り込んでいる、女の子を見つけて…善行は思わず声をかけます。

その小さな女の子は、小さな肩を、ビクンと揺らし…

怯えた瞳を、善行に向けました。

一体どのくらい、いたのでしょう。

肩を丸めて、うずくまるようにしていたので、頬には服の跡がクッキリとついていました。

善行は、祭りの後の疲れなど…ミツキちゃんを見たとたん、すっかり忘れて、

あわてて駆け寄ります。

「ミツキちゃん…どうしたの?

 今日は、お店の方には、来なかったよね?」

言い訳のように聞くと…

ミツキちゃんは、丸い目を善行に向けると、ボンヤリと見返しました。


(そうか、わかった…もしかして、
一緒に行こうと言われたと思って、
今までずっと、待っていたんだ)
突然、善行の頭の中で、ひらめいたのです。
すっかり、相手が小さな子供だ…というのを忘れていたので、常識で考えてはいけない…と、腑に落ちたのでした。

「ごめんごめん!
 オジサン、気づかなくて…」
なるべくにこやかに見えるよう、微笑むと(善行はもともとの顔つきが、無愛想に見えるのだ)
「さぁ、おいで!
 とにかく、中に入ろう」
ミツキちゃんに向かって、手を差し伸べました。

 どのくらい、待っていたのでしょう…
ミツキちゃんの体は、すっかり冷えきっていて、反応の鈍いうつろな瞳をしています。
(この子はもしかして…こうしていつも、家で待たされているのかもしれない)
そう気が付くと、善行の中で、色んな
感情が湧き上がりました。

「とにかく、お腹がすいただろ?」
あわてて家の中に入ると、炊飯ジャーに
残っていた、あまりご飯をザッと炒めて、チャーハンを作ると、ワカメの
お吸い物と共に、差し出すのでした。

今日は、大雨ですね~
九州地方が、かなり降っているとか…
土砂崩れなどに、気をつけてお過ごし
くださいね!



いつもありがとうございます!


また、よろしければ、この続きもあわせて、お付き合いくださいね!




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