ヨーダ老人はもっともらしい顔をして、

「これもまた、言い伝えなんだが・・・」と続けて言う。

「その神様の通り道を探すには、それなりの条件があるらしい。

 おごりのない人間・・・とか、真実に近付こうとした人間・・・

と、確か聞いたけどね」と言うと、裕太はポカーンとして、

さらに何のことかわからない。

「それは、どういうこと?」と聞くと、さすがのヨーダ老人も、これには

困った様子で、

「ごめん・・・さすがに、ここから先の解釈は、わからないのだ」と言った。

「で、アンタは、行ったことがあるのかい?」

困っている裕太の代わりに、じいちゃんが、助け舟を出してくれた。

そう言われれば、そうだ・・・と、裕太が聞いていると、

ヨーダ老人は、ヘラッと笑い、

「実は、ワシもないんだ」とあっさりと認めた。

「なんだ、ないんかい」

じいちゃんは呆れた顔をする。

「そうなんだ」

「それでも、言うんだ」

「言うさ!」

「確信はあるのか?」

さらに突っ込むじいちゃんの顔を、ヨーダ老人は、じっくりと見ていて、

「もちろん、あるから言ってるんだ」と言った。

にほんブログ村 小説ブログ ノンジャンル小説へ
にほんブログ村
人気ブログランキング 宝の島を探しに行こう