じいちゃんの知り合いだ、という人物は、とんでもない年よりのようで、

その深いシワに、思わず裕太はたじろいでいた。

じいちゃんは、その様を見て、笑う。

なんだ、やっぱり子供なんだなぁ~と。

その老人は、ゾウの皮膚のように、皮膚の表面が、ひび割れして、

まるで本物の、仙人とか魔法使いに見えるので・・・

思わず、ロールプレイングゲームの中では、どういった役割の人

だろう・・・と、つい、考えてしまった。

すると、いきなりひび割れた声で、

「コーさんに、こんな大きな孫がいるとは、思わなかったなぁ」

と、やけにゆったりとしゃべるので、裕太はまたも、

(ヨーダがしゃべった!)と、びびっていた。

 

 ヨーダとは、裕太の母さんがやたらと映画が好きで、

よくスターウォーズや、インディージョーンズとか、半強制的に、

裕太を突き合わせてみるので・・・

この年にして、やたらと古い映画に詳しいのだ。

(どうやら母さんは、男の子はこういう映画を見ないといけない、と

かたくなに信じているようだ)

颯太にも、

「裕太は、一体何歳なんだ?」

などとからかわれるくらい・・・

小さな時には、スターウォーズのフィギュアを買ってもらったくらいに、

裕太自身も、母さんと興奮してみたものだ・・・

そのヨーダ老人に、じいちゃんから引き合わされて、裕太は少し、

戸惑っていた。

 

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