いっそのこと、じいちゃんにすべての出来事を打ち明けようか、

とも思ったのだ。だけど、そうすると、自分達の危険な遊び・・・

(死神との命がけの追いかけっこなど)が暴露されていまうので、

それはさすがに、まずいだろう・・・ということで、口を閉ざすのだった。

するとじいちゃんは、「へぇ~」と言いつつも、疑わしそうに、裕太を見る。

「まぁ、いいたくないことは、言わなくてもいいけどさ」

と、少し乱暴な手つきで、パラパラとアルバムをめくった。

 

「それよりさぁ、じいちゃん。さっきのアルバムの人・・・」

話を無理やりそらすように、裕太はあわてて、話を変えると

「さっきのアルバム?」

じいちゃんは、また、怪訝な顏をした。

「これ?」

無造作に、ついさっきまで見ていたアルバムを、指し示すと、

じいちゃんは「あぁ」と、いつもの顏に戻った。

「なんで、知ってるんだい?

最近は、噂さえ聞かないから・・何をしてるんだか・・・」

頭をひねるじいちゃんをこそっと見ると

裕太はまたも・・・仙人の身に、危険が迫っていないかどうか。

ひどく気になるのだった。

 

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