普段は、こういう若者たち(イマドキの青年というのか・・・)のことを、
避けて来たし、嫌っていた善行です。
「ついでに、ところどころ、傷んだ部分を直しておきましたよ」
中でも年かさの男性が、言います。
「気が利くなぁ~ありがとう」
善行は、あらためて男性の方をうかがいます。
他のピアスの人たちよりは、少しばかり落ち着いた雰囲気の持ち主です。
おそらくだけれど、4~5歳、年上でしょう。
克也が紹介してくれた若者は・・・みんな腕がしっかりとしていて、
熱心に課題に取り組むような姿勢で、してくれました。
これは、ひろいものだったなぁ・・・と、しみじみ感じ入っていました。
「これで、お客さん、来てくれればいいのだが」
善行がそう言うと
「きっと、大丈夫ですよ。
ゼンコーさんは、いい人ですもん」
さすがに若者は、モノオジしません。
善行のような、年上のシニアに対しても、愛称で呼ぶとは・・・と
思ったのですが、それもムリはありません。
みんながみんな、『ゼンコーさん』と呼ぶのだから、他の呼び方を
思いつかないのでしょう・・・
この通りなのか?
このところ、善行の周りは、活気づいています・・・
それは、本人のせいなのか、それとも周りにいる、
シニアオヤジーズのせいなのか?
それとも、オバサンのせいなのか?
(オバサンの影響力、半端ないなぁ~)
チラリ・・・と、おばあさんの方を見ます。
オバサンは丁度、小学生軍団に、ジュースを振舞っています。
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